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日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

日本一だ!ソフトバンク

2006年10月11日 | スポーツ
ソフトバンクが西武を破った。この勢いで日本ハムと中日も破って日本一になってほしい。ソフトバンクは過去2年間もっとも実力があるとみなされながら日本シリーズにも出場できなかった。今年は城島が抜けた分戦力ダウンになったがそれでも日本ハムや中日に引けをとらない。1勝のハンディはあってもダルビッシュと八木を打ち崩して勝ち抜けると思う。がんばれソフトバンク

ダルビッシュ、八木の若手の二人は強かった。脱帽

祝 U-17日本代表アジア杯獲得

2006年09月22日 | スポーツ
U-17の日本代表がアジアの頂点にたった。決勝戦は北朝鮮と日本の間で開かれた。不運な失点で2-0とリードを許した後、柿谷、端戸が得点し、延長戦に入った。延長後半MHの河野が2点を入れ4-2で逆転勝ちした。2点取られて4点取り返す根性は今までの日本代表にないところである。この勝ち方は意義がある。
この世代の活躍を期待したい。

サッカーアジア杯イエメン戦について

2006年09月07日 | スポーツ
 平成18年9月6日サッカーアジア杯イエメン戦のアウェーの戦いが行われた。2300メートルの高地のサッカー場で、ひどい環境の中での試合であった。かろうじて1対ゼロで勝った。空気の薄さからか日本選手の動きは悪い。イエメンも前回の日本での戦いのように守りに回ることはなかった。何度も日本は危機に陥ったが後半の後半投入の我那覇がロスタイムで1点を捥ぎ取りやっと勝利した。
 サウジアラビアが印度に勝ったため日本は2位以内が確定し、アジア杯本大会に進出することが決まった。

オシムは以下の通り語った。

最も大変な種類の試合だった。なぜなら日本のメディアもサポーターも「勝って当たり前」という雰囲気があったからだ。試合が始まれば勝つのはこっちだ、点が入るのは時間の問題だ、そういう雰囲気がある。選手たちも誤解して、相手がいることを忘れてしまう。それは大変に危険なことだ。相手は失うものは何もないので、落ち着いてプレーができる。そういう状況のゲームだった。
 対戦相手にも何人かの優れた選手がいた。われわれはそうした選手を警戒しなければならなかった。どちらが背が高いかということは、あまり問題ではなかった。このような(芝のはげたデコボコの)ピッチ状態だったので、何かのアクシデントでゴールが入ってもおかしくない状態だった。

――勝ち点3という結果には満足しているようだが、内容については満足していないのではないか?

 勝ち点6取れればもっとよかったが、1試合では3しか取れない(笑)。内容については、引き分けで満足しなければならなかったかもしれない。すべてではないが、試合のある要素、ある時間帯を見ると、そういう覚悟もしなければならなかった。私が代表監督になって今日が4試合目だが、いずれの試合でもものすごく効果的なプレーはできていない。別に選手たちを批判するつもりはない。選手たちに「君たちはここがいけない、こういうところが欠点だ」などと言い立てると、逆にコンプレックスとなってサッカーが下手になってしまう危険性がある。

 これは日本サッカーの持病というか、あまりすぐに治りそうにない病気と考えるべきかもしれない。例えば以前の代表の試合、オマーン、バーレーン、シンガポール戦などでは、0-0、あるいは1-1のまま試合終了間際までいって、やっと1点差で勝つという試合があった。今日の試合については、それと違う面もあった。私たちのチームは、これまでよりもテンポの速い試合ができたし、チャンスの数も昔のチームよりも多くなったのではないか。ただ、そのチャンスを生かせないという点では同じだが。


 さまざまなサッカーの哲学者がこの中にはいらっしゃるだろう。ここで巻がミスしなかったらとか、俺がゴール前にいたら決めていたとかおっしゃるのかもしれない。しかし、大事なのは相手がいること、こういったピッチコンディションであること、それからシュートをする瞬間、その場所まで走らなければならないということ、これらを忘れてはならない。別に皆さんに「やってみろ」と言っているわけではない。紳士的にお話しようと思っている。

 イエメンに対して、まずは敬意を表したい。仮定の話だが、新潟の試合もかなり際どいものだったが、あの時ようやく(阿部の)1点が入る、さらには佐藤寿の追加点が入る、そういったことがなくて引き分けでこちらに乗り込んできた場合、あるいは今日の試合でイエメンが先制点を取った場合、どんな結果になっていただろうかと想像してみてほしい。相手がいるわけだから、簡単なものではない。イエメンがそうなっていたら、もっともっと攻めてきただろうし、試合内容もまったく違っていたものになっていたと思う。

 率直に申し上げるが、先ほどイエメンの記者から「どうして最強のチームを連れてこなかったのか」という質問があった。私は「今来ているのがベストチームだ」と答えたが、プレーヤーがベストだということではない。プレーヤー個人の力を比べれば、連れて来た選手よりも優れた選手はいるかもしれない。しかしサッカーは個人競技でなく、集団競技である。集団として、どういう力を発揮できるかというのが重要だ。だから集団プレーに向いている選手を今回連れてきた。
 まあ、どんな選手が素晴らしいかということについては好みもあるから、いろいろな意見もあるだろう。ラテン語でも「たで食う虫も好き好き」という意味の言葉があるのだが、趣味について議論するのは意味がないということだ。これまでの4試合、ゴールを挙げるまで、どれだけ私が心の中で苦しんだことか。こんな試合の監督をやるくらいなら、炭鉱労働者をやった方がいいのかもしれない(笑)。しかし、人生とはそういうものではない。生き残らなければならない。

イエメン戦後 オシム監督会見(2/2)
AFCアジアカップ2007予選 第4戦
2006年09月07日

■徐々にではあるが進歩している

若いプレーヤーにチャンスを与えると話すオシム監督【 スポーツナビ 】
 ここだけの話だが、選手たちは大変疲れている。それなのに……。死にそうなくらい疲れているのに、走る気力、戦う気持ちというものを出してくれた。もう少し準備期間を取れるようになれば、コンビネーションプレーももっといい状況で、皆さんにお見せできると思う。
 DFは以前よりは比較的よくなった。遠藤は、人生で一番走ったと、この間の試合で言っていた。彼は非常に素晴らしい選手なので、走ることが加われば成功するのは間違いないだろう。だから、徐々にではあるが進歩していると考えていいと思う。

 それからもうひとつ、アジアサッカー連盟に対して言いたい。批判ではないが、どういうスタジアムで試合するかということを考慮してほしい。サヌアの2000メートルの標高で試合をするなと言うのではない。そうではなくて、今日のようなピッチ状態で試合をするのは(選手たちが)かわいそうだということだ。こういう試合では、偶然に負けてしまう可能性もある。

 このチームの選手選考は、いいものだと思っている。今後数年間、比較的年齢の上の選手が4年後もいるかどうかは分からないが、進歩、前進を始めたところだと思う。しかしコンビネーションプレーという意味ではまだまだだし、Jリーグでは重要なポジションは外国人がプレーしていて、本当に必要なポジションでのプレーヤーがうまく育たない環境がある。だから、発展し始めたといっても、その道は決して平坦ではない。代表監督だからといって、Jのクラブの監督に「こういうふうにしてくれ」などと命令するわけにはいかない。

■得点力不足だとか、そういう批判を簡単にしてもらっては困る

皆さんも含めて選手も経験を積んでいくものだと思う。一種の共同作業だからフェアにいかなければならない。
 田中達、佐藤寿、巻、我那覇らが代表に選ばれていない時期には「どうして彼らを選ばないんだ」という記事を皆さんは書いていたと思う。今、彼らが選ばれてプレーして、少しでもミスをすると「何であいつらを使っているんだ」という記事を書いていないだろうか? また全部のJのチームを見て回って、またFWを4人追加で選ばなければならないことになってしまう。先ほどの趣味の話に関連するが、今回連れてきた4人のFWよりも、いいFWがいるのなら誰か教えていただきたいものだ。

 矢野とか、高松とか、大久保、大黒……名前を挙げればきりがないだろうが、それではいい選手は誰か? 誰かいるか? だからミスをしたとか、得点力不足だとか、そういう批判を簡単にしてもらっては困るのだ。しかし同時にFWの彼らが、集団の中で生きるようなトレーニングをしなければならない、ということも考えている。シュート練習、キック練習というものは、彼らもボールを買うくらいの余裕があるだろうから、買ってもらってクラブでやってもらいたい。まあ、買わなくてもクラブにあるだろうが(笑)。

 いずれにしろ、「今日は勝ってよかった」と言えるに値する内容であったと思う。ただし、負けないときにも学ぶものがある。サッカーとはそういうものだ。これまでの4試合、日本と相手チームとのシュート数の合計を比べてみてはいかがだろうか。得点、失点の問題もあるだろうが、興味深いものがあると思う。そこからサッカー哲学が生まれるかもしれない。こうすれば必ずゴールが入る、または、こうしたら絶対に失点する、そういった法則が見つかるかもしれない。実際には、そういう哲学や法則はないのだが。
 今後は親善試合を含めて、なるべく若い世代のプレーヤーにチャンスを与える機会があると思う。予告しておこう。ただし「オシムのリストに新しい100人の未知のプレーヤーがいる」なんていう記事は書かないでもらいたいものだ(笑)。まあ、そのうち話をする機会もあるだろう。







サッカーアジア杯サウジアラビア戦について

2006年09月07日 | スポーツ
サッカーアジア杯サウジアラビア戦がアウェーで行われた。結果は1対ゼロの敗戦であった。強い相手であることは間違いないが負けても出場権を失いということはない。しかもアウェーである。唯一負けてもいい試合であったかもしれない。
しかしオシムの言葉はこうであった。「押していた試合であった。日本は7度あった得点機会に入れられなかったが相手は1度の機会を確実にものにした。負けることがあることを知ることはいいことだ。押していたということを忘れてはいけない」

早稲田実業の優勝について

2006年08月22日 | スポーツ
 第88回の大会は歴史に残る大会になった。37年ぶりの決勝引き分け再試合である。強力な打線を持つ駒沢苫小牧と早稲田実業の間の延長15回1対1の引き分けは中味の濃い試合だったことを意味する。日本国中が血沸き肉踊る感じであった。再試合の4対3も最後まで緊迫したいい試合であった。投手力に於いて早稲田実業がわずかに上回っていたということであろうか。第1回WBCに於ける王日本の優勝と早稲田実業の優勝と王貞治氏には歴史的な年になった。

サッカーアジア杯イエメン戦について

2006年08月17日 | スポーツ
 平成18年8月16日新潟のサッカー場で亜細亜杯イエメン戦が行われた。イエメンのFIFAランキングは129位。勝ち点3が求められる試合である。イエメンは最初から引いて守ってきたため前半はなかなか点が入らなかった。高温、多湿の気象条件も動きが悪かった原因かもしれない。オシムは後半の頭から羽生を投入し、動きをよくする作戦に出た。前半より動きがよくなった。後半25分阿部勇樹がコーナーキックからヘッドであわせて先制、ロスタイムに佐藤寿人がキーパーのはじいたボールを蹴りこんで2対0で終了した。
 オシムはアイデアのある動きが少なかったといっていた。羽生の投入や佐藤寿人の投入など狙い通りの結果を出していたという意味でいい采配であったといえる。
 どこかの国を真似るのではなく、日本らしいサッカーをやるというオシムの考えを支持する。
 

オシム日本の初戦について

2006年08月10日 | スポーツ
 昨日オシム日本の初戦、トリニダードドバゴ戦が行われた。2対0の快勝であった。ワールドカップで何度中村俊輔のFKを見たことか。殆ど入らず、最後には入るはずないと決めてしまうぐらい入らなかった。入れる気はないかのように見えた。しかし昨日のサントスのFKは簡単に入った。
 旧日本代表と違って無名の選手が多く新鮮できびきびしていた。走ること、出来るだけ早く判断するすることを指導しただけでこれだけ変わるものか。
 名前のある選手にたよりきっていたジーコ日本の姿がはっきりと目に見えてきた試合であった。試合後オシム監督は90分走れない選手がいたことをしっかり指摘していた。楽しみな監督である。
オシム監督のもう一つの楽しみはマスコミがおかしな道理に合わない質問をするとすぐ切り返してくることである。政治や歴史認識だけでなくマスコミの馬鹿さ加減はスポーツにおいても遺憾なく発揮される。そのことをオシムがはっきりと示してくれる。日本の政治家が中韓から小突き回されるのも日本のサッカーがお粗末な試合をするのもマスコミのお粗末さ引いては日本人の基本認識の甘さの反映でもある。
 

サッカーW杯終了と日本代表チームについて

2006年07月10日 | スポーツ
 1ヶ月間続いたサッカーW杯が続いた。楽しいW杯でサッカーの面白さを十分堪能できた。イタリアの優勝は守備を固めると同時に果敢に攻撃する正統派チームが優勝したという意味で大万歳であった。決勝戦延長後半におけるジダンの頭突きには驚いた。一発退場は当然で、PK戦でフランスが勝たなくてよかったと思った。やっぱり暴力はまずい。スポーツ選手には品格も必要である。ブラジルが負けた点もよかった。ロナウドの太りようはスポーツ選手としての厳しさに欠けるという意味で負けて当然である。
 日本代表についてはふがいない戦いでがっくり来ている。もうしばらくは以前のような熱狂は戻らないような気がする。決勝トーナメントにでるためにはそれにふさわしい勝ち方をすべきで、決勝トーナメントに出る出ないよりそれに相応しい技量を示すことが先決である。決勝トーナメントに出れなかったチームが16チームあるがその中で比較して日本はどの程度であろうか。2試合とも逆転負けで最後はぼろぼろになっていた。戦うためには走らなければならないのに、走り負けていた。次期のオシム監督が「走らないで勝てるサッカーなんてない」といっている点で現在の日本代表には適任かもしれない。

W杯サッカー 対豪州逆転負けについて

2006年06月13日 | スポーツ
 W杯サッカー初戦で豪州に逆転負けをした。恥ずかしい戦い方であった。日本の良さを示すスピード、組織的な戦い方はどこにも見られなかった。先ず走り負けしていた。「豪州は暑さに弱いから早くばてる。日本は暑さにもバテルことはない。という分析とは裏腹に日本人が最初に走力が落ちていた。身の程知らずの買い被りである。勝つ意欲が乏しかったと見えた。どの国も国の名誉をかけて戦っているのに日本だけはそうでない。
 恥ずかしい試合であった。一気にW杯フィーバーがしぼんでしまった。
 1:0で勝っていたハーフタイムでのジーコの指示「リードしているチームの戦い方をせよ」は間違っている。さらにもう一点の取り方に関する具体的に指示をしなければならない。
アジアのチームがふがいない戦いをするとアジア出場枠 4.5 も確保できなくなるという意味で日本も負けられないという考え方もあると思うが誰からもアジアに対する責任という視点は聞いたことがない。残念至極である。

王日本のWBC優勝について

2006年03月30日 | スポーツ
 王日本が世界一になった。いろんなことがあり面白い大会であった。最初はなかなかまとまりのないチームであった。それがもう決勝トーナメントに出れないと覚悟した時からやっとチームに後悔が生まれ、まとまりが出てきた印象がある。本来なら、真剣にやらないといけないと悟ったころには遅いのであるが今回は違った。
米国がメキシコに負けたのである。首の皮一つでつながって決勝トーナメントに出てからの日本は強かった。韓国戦では上原が快投を演じ、韓国打線を無得点に封じて、打線も7回松中の2塁打から代打福留の2点ホームランになり、一挙に5点取り、8回には多村のホームランで6対0の快勝であった。
 決勝の相手はキューバでこれまで4勝32敗と負け越していたが、今回は全く違っていた。初回に4点、5回に2点、9回に4点と楽に、必要に応じて点を面白いように取った。キューバが打ちあぐんでいた松阪を4回で引っ込めたのが間違いで6対5まで詰め寄られることになったが9回に一挙4点を取りつき放した。
 キューバはいいチームで、キューバ人はいさぎよい。日本を称え、準優勝したキューバを誇らしく思うと盛大に祝賀会をカストロ首相の出席のもと開いていた。
 今回の優勝では王監督の手堅い采配もだがイチローの功績が大きい。なかなかまとまりの出ないチームに対して、負ければ大げさに悔しがり、勝って大喜びと皆を勝にこだわるように仕向けていた。何事にも燃えなければいい結果は付いてこない。当たり前のことを確認できたいい大会であった。

白鵬について

2006年03月30日 | スポーツ
 今場所の優勝決定戦、朝昇龍と白鵬は久しぶりに大相撲の醍醐味を味わうことができた。堂々の四つに組んで、白鵬有利のうちに展開、機を見て白鵬の一気の寄りを朝昇龍の相手の力を利用しての渾身の上手投げで逆転。白鵬の大器ぶりと朝昇龍のスピードが印象に残った一番であった。
 決定戦では負けたが11日目の本割で朝昇龍を押しつぶした勝ち方は7連覇を達成した横綱に対して、どちらが横綱かわからないと言わせるような勝ち方であった。
 一昨年の11月場所に白鵬が12勝3敗の成績をあげたことがある。その数場所前から相撲のうまさ、堂々たる態度で「来年には確実に横綱になっているだろう」という解説者が多かった。しかしその後なぜか低迷し、白鵬らしからぬ取り口が続いた。琴欧州が先に大関になったのも白鵬の不振が原因している。琴欧州が大関に昇進したころからまた白鵬に以前の取り口がもどり圧倒的な相撲を見せ始めた。今場所全勝対決で朝昇龍を11日目に押しつぶした翌日、栃東戦では力んで、二度も突っかかった後、簡単に栃東に押し出された。前日の横綱に対してあげた圧倒的な勝に冷静さを失ったのであろうか。そのほかに最終日に先輩のカド番大関魁皇に敗れたのは少し魁皇に遠慮があったのかもしれない。
 白鵬は大関昇進の際に「全身全霊で相撲道に精進します」と回答した。立派な若武者である。
 双葉山、大鵬、千代富士に並ぶ心、技、体の揃った大横綱の誕生真近かである。

WBC2次リーグ講評ー韓国は勝つ必要のない試合に勝った

2006年03月19日 | スポーツ
米国、メキシコ、日本、韓国の4チームで争われた2次リーグは面白いゲームであった。アメリカの弱さと同時にアメリカの審判のお粗末さも際立った。
 日本は緒戦の米国戦で後味の悪い負け方をした後、メキシコに快勝し、最終戦韓国に勝って準決勝に出る予定であったが韓国にまさかの敗戦。それにしても、絶体絶命のピンチであった。アメリカは日本が負けてくれてほっとしたという評が多かった。米国はメキシコには負けないという絶対的な自信があったようだ。ところがである、米国はメキシコに2-1で敗戦、日本が失点率の差で準決勝に進出することになった。サッカーは何が起こるかわからないといわれるが野球も何が起こるかわからないと言えそうである。
 1次リーグも2次リーグも韓国の対日本戦は消化試合であった。日本に勝つ必要のない試合に2試合とも勝った。一試合ぐらいは落とすべきである。
 無理して2試合とも勝に行ったことが準決勝の日本戦に6-0と大敗する原因になったと思われる。
 日本は決勝でキューバを破るであろう。

ロッテは日本一になる(番外シリーズの不公平)

2005年10月15日 | スポーツ
 ロッテがソフトバンクに2勝した段階でロッテの日本一を予想しておこう。これは昨年の西武が日本一なったのと同じ理由である。現在の番外シリーズはパリーグ2位のチームが日本一になるように仕組まれているという意味で不公平である。
ロッテと西武の2,3位の挑戦者決定戦は順当にロッテが勝つ。順当に勝が決まるのはここまでである。ソフトバンクとロッテのパリーグ優勝決定戦は勢いがついているロッテが有利で、ソフトバンクが体勢が整わないうちに土俵をわってしまう。阪神とロッテの日本一決定戦も西武とソフトバンクを連覇してきたエンジン全開のロッテが長時間待たされた阪神を簡単に破ってしまう。こうして2年連続してパリーグ2位のチームが日本一というおかしな結果になる。
 昨年も指摘したことだがセパ両リーグで同じ試合数で番外シリーズを行うべきである。2位と3位、1位と4位で準決勝を行い勝ったチーム同士でルーグ優勝を決定する。その後両リーグの勝者同士で日本一決定戦を行う。
ここ2年ほどのソフトバンクの充実振りは目をみはるものがある。現在の不公平な番外シリーズのためにソフトバンクの日本シリーズでの勇姿が見れないのは残念である。

 

星野仙一を取るのはこれまでと同じ誤りを犯すことになる。

2005年09月10日 | スポーツ
星野仙一氏を巨人の監督に招請しているという話が流れている。巨人が優勝から遠ざかっているから優勝させてくれるかもしれない星野仙一氏を呼ぼうという単純な考えである。誰がこういう発想をするのかわからないが子供の考えである。江藤を呼び、清原、ぺタジーニ、ローズ、小久保と手当たり次第に4番を集めるのと同じである。何でも欲しがる子供と同じである。取りすぎて誰一人満足に4番の仕事を果たせない。これに引き換え阪神が呼んだ4番は金本たった一人である。巨人が呼んだ4番の誰よりも力で言えば落ちるが誰よりも4番としての仕事をしている。4番を呼べば信用して4番の仕事を任せなければならない。多すぎる四番は自分が出してもらえるのか常に不安になり、他の大砲との比較が気になり、落ち着いて打撃に集中できなくなる。どの大砲も4番の仕事が果たせなくなり2,3年でポイである。多すぎる大砲の当然の帰結である。これは大砲としてよばれた強打者に気の毒であるだけでなく他の有能な大砲といえない打者にとっても出場機会を奪われるという意味で脅威である。
 今年のシーズン当初全チームがいやがる清水隆行選手をベンチに置いていた。
巨人軍が清水ほどの天才的な打者を評価できないという意味で驚きをもって迎えられたはずである。現在のセリーグ5位は当然であろう。
 巨人の誤りは自らいい選手を十分抱えているのに、それを信じず外から出来合いの有名選手を集めてくることであるといえる。
 星野を呼ぶのも同じことである。巨人の監督候補は星野だけではない。原、江川のほかにもいる。ぼろくそに言われている堀内だって、原について全コーチ連中が退団した後を引き受けたという事情やフロントが不要な選手をたくさん買い与えるというハンディがなければこんなおかしな成績にはならなかったであろう。
 星野を呼べば本来最も戦力のある球団だから簡単に優勝するだろう。そうなればそれまでの巨人関係者が馬鹿であったということになり、巨人関係者の立場がなくなる。こういうことでは真に巨人の人気が回復することにはならない。
 星野も反巨人で売ってきた男である。いかに取り繕っても多くの星野ふあんを裏切ることになるのは間違いない。
 星野を招聘するために「巨人は球界の盟主であり、巨人が強くなければ球界の発展がない。球界のために引き受けてくれ」と口説いているそうである。「巨人は永久に不滅である」というのはありえない。選手を評価し、育て、正しい努力をして強くなったものを野球ふあんは応援するはずである。正当な努力をせず、人を正しく処遇しない巨人の野球が弱くなるのは当然で自業自得である。