塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

基本を一歩ずつ固めていきましょうよ

2019-09-10 01:35:31 | 日記
 学校を卒業し、勤務先で働き始めたばかりの学生たちは、その多くが

 「何でこんな雑用をする必要があるんだ」
 「もっと責任ある仕事を任されたい」

 と思うようです。

 今では僕の入社時とは状況が異なり、電話を使う連絡手段ではなくメール、ラインでの商談が一般化しています。

 それでもいつの時代でも

 若手が率先して電話応対を行う
 コピー用紙、ファックス用紙の注文や補充
 伝言メモや会話の相槌など、業務が円滑に進むための作法を学ぶ

 事に変化はないように感じます。

 ただ、彼らと同じように、僕個人は宴会や皆で集うことが嫌いなので、今の20代前半の方からすれば、浴びるほど酒を飲む心情は僕と同じでわからないでしょうね。

 基礎を学ぶことは、業務だけでなくスポーツでも一緒です。

 サッカーならばオフサイドやイエローカードなど、反則を知る事もそうですし、トラップ、ドリブルなど基本技術をドリルすることもそうでしょう。

 今は若い選手でもすぐにビッグクラブから声がかかると、乗り換えることに色気を見せます。

 リバプールからシティに移籍したラヒーム・スターリングのように、クラブ、代表の両方でも主軸と言う例はありますが、この事例はごく少数の一つでしかありません。

 日本代表の多くがポルトガル、ベルギーで研鑽を積んでいるのも、いきなりビッグクラブを目指すよりも、こちらの方が学ぶ機会が多いためですよね。

 いきなりビッグ・プロジェクトを任されたとしても、不安と緊張で一杯のはずです。

 まずは地に足をつける、サッカーも勤務も一緒ではないでしょうか。
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若手を最大限に活用するために

2019-09-10 01:15:22 | 日記
 既に監督業を退いていますが、ルイ・ファンハールは若手を先発起用することを躊躇しないと指摘されていました。

 2014年ワールドカップで3位
 1995年アヤックスでのチャンピオンズ・リーグ優勝
 バイエルン、ユナイテッド、バルサにAZと欧州各国を渡り歩く

 という彼の経歴

 オランダ代表ならばメンフィス・デパイ、バイエルンならトーマス・ミュラーがファン・ハールが注目した若手選手となるのでしょう。

 しかし、注意しなくてはならないのは、若手が躍動にするには場数を踏んだ選手が必要と言う点です。

 ユナイテッド再建の適任者と囁かれたファン・ハールも得た実績はFAカップのみでした。

 ルーク・ショーやデパイが思うように活躍できない、肝いりで獲得したシュバインシュタイガーも体調が整わないなど、彼にとってはキャリックやルーニー、そしてデ・ヘア。

 骨格を組む選手に新加入、若手をくっつけたかったのでしょうが、思うようにはいきませんでした。

 長野パルセイロも、今季終了後には大きな決断、つまり30代の選手をどうするか、と言う契約面が求められます。

 阪神タイガースが鳥谷敬の契約事例で示したように

 生え抜き、主軸に解雇通告する際のリスク
 一度ファンに染み付いた冷酷という印象は、生涯拭えない

 形となります。

 パルセイロの場合も、FWの大城、竹下、DFの池田、GKの立川Qなど、彼らが責任を背負う立場へ来季は変貌するに違いありません。

 しかし、彼らが精神的、肉体的に追い込まれた際に、一緒に責任を背負うベテランはしっかりと残すべきであり、フロントにはその取捨選択というデリケートな難問が待っている。

 そのように思えるのです。

 
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