塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が考えるアンブロへの提案

2019-09-27 01:18:42 | 日記
 紳士服に関心を抱くと、当然英国、英国製から目を背けることはできません。

 最近、日本でも名門「フォスター&サン」の既製靴が入手できるようになりましたが、本国英国から日本に駐在するようになった方でも、驚くような品揃えではないでしょうか。

 興味深いことに、英国製の靴、背広はこれだけ皆の関心を抱く一方で、アンブロはスパイクを本国英国で手掛ける見込みがありません。

 コロンビア代表の背番号10、カルロス・バルデラマはアンブロと契約していた時期がありますが、彼に提供されたスパイクはイタリア製だったはずです。

 ロットが今年に入り、名品スタジオをイタリア製で復刻しました。

 これは当然ロットがイタリア生まれの企業という意味合いもあるでしょうが

 1・スパイクでも紳士靴でも、イタリアには製造の伝統がある
 2・そこで培われたアルチザンの息吹が、ファンと選手に感銘を与える

 事を、理解しているためではないでしょうか。

 それhだディアドラにも言えることですが、イタリア製の靴や背広は英国製に匹敵する人気、そして品質を兼ねているためです。

 アンブロは契約選手の個性を柔軟にとらえているのか、柴崎岳やパオロ・ゲレーロの愛用スパイクのデザインは実に個性的です。

 彼らのアイディンティティである

 「ダブル・ダイヤモンド」

 はイングランド代表以外の選手にも受け入れられてきましたし、晩年ではありますがペレも愛用したほどです。

 パトリックが「リバプール」という名のスニーカーをフランス製で復刻した際は、雑誌で大きく報じられましたし、皆やはり伝統の息吹を感じたいのではなでしょうか。

 アンブロが仮に英国製のスパイクを発売すれば、これも大きな反響があるに違いありません。
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ビッグクラブが抱える勝敗の重み

2019-09-27 01:04:40 | 日記
 浦和レッズがホンダ日本でも敗れ、天皇杯連覇の夢が潰えました。

 試合終了後、レッズファンがチームバスを囲み、大槻監督がファンの声に耳を傾け、昨日の全体ミーティングでその点を言及したそうです。

 僕はファンがチームバスを囲むことに賛同はしませんが、一方でこうしたファンの行動が選手たちに

 「敗北の厳しさ」
 「一勝、一敗の重み」

 を伝えているとは感じます。

 こうして選手たちは勝利への渇望を抱き、同時に大一番でも固くならずに集中できるようになるのかもしれません。

 ユヴェントスのようにこれだけチャンピオンズ・リーグの決勝までたどり着きながら、栄冠に届かないという点でロナウド獲得という大勝負にできましたよね。

 敗れること、頂点に届かないことは、クラブにも

 補強の透明性と選手のコスト
 指揮官が我がクラブに本当に不可欠な人材か

 という点を見極める材料を与えてもいるはずです。

 これが並のクラブなら、ニュースとしての価値は若干落ちると思います。

 しかし、レッズだからこそニュースになるのは

 埼玉スタジアムを常に真っ赤に染めるだけの観客動員を誇る
 リーグ、天皇杯、チャンピオンズ・リーグ、リーグカップのいずれでも優勝経験を持つ

 という成績面だけでなく

 「常に俺たちがサポートしてきた」

 というファンの自負もあると思うのです。

 目指すトロフィーはチャンピオンズ・リーグだけですが、逆に15位という現在の順位が思わぬ足枷にならないと良いのですが。
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