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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自身の所有品を振り返って

2019-09-30 01:07:41 | 日記
 僕は日用品、衣料品を選ぶ際は生産国表示に注意しています。

 僕の所有している品の多くは日本製、米国製、そして欧州製になるのですが、何もアジア生産を毛嫌いしているわけではありません。

 ラルフ・ローレンやブルックス・ブラザースのような老舗も、香港、中国などアジア諸国に製造拠点を設けていますし、米国の繊維業者はドミニカ、ハイチ、エルサルバドルなど、中米でも製造をしています。

 僕がなぜ生産国を気にするかと言いますと、洋服である以上西洋で作られた方が伝統を感じると勝手に思う事もそうですが

 「搾取されている形」

 で届けられているのではないか、と不安があるからです。

 過去、ナイキ、アディダスの両ブランドが、パキスタンでサッカーボール製造を行っていた際に、未就学児を働かせていたと非難されたことがあったと思います。

 人道的側面からみれば、両ブランドに避難が起こるのは当然です。

 仮にアシックスやミズノが国内の工場で小学生を働かせていたという話が浮上すれば、両ブランドの信頼は一気に失墜します。

 しかし、現実にそんなことはありませんよね。

 つまりこの概念は

 1・子供を学校に行かせたいという両親の気持ちは万国共通
 2・しかし、パキスタンでは未就学児を働かせなければ、食事、収入に困っています
 3・企業はその点を突いている

 というわけですね。

 バングラディッシュで大きな縫製工場が崩れた際、その劣悪な環境が大問題となりましたが、ファスト・ファッションの購入で

 「自分が知らない誰かにストレスを与える」
 「ならば僕一人くらい、買わなくても構わないよね」

 という心情です。

 ただ日本も明日からの増税で、経済の混迷が起こる危険もあるわけなんですが。
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