塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アジア生産で気になることがありました

2021-10-04 21:15:10 | 日記
 僕はこれまで日用品、服飾品、文具などを国産か米国産、もしくは欧州産を軸に購入してきました。

 アジア生産と聞くと、なんだか気が引けてしまうのです。

 それは品質や価格の問題ではなく、冒頭の国々では労働者の労働環境、報酬が批判的に叫ばれる機会が少ない気がする一方で、アジア生産では搾取されている労働者、という報道が多い気がするためです。

 つまり、僕が選ぶ一品を製造するだけで、過酷で嫌な気持ちになる方がいるのだとすれば、それは僕もいやだよと思ったためでした。

 以前にもお伝えしたように、ナイキ、アディダスは過去、サッカーボールの製造をパキスタンの貧しい農村地帯、しかも子供たちに作らせていたらしいのです。

 これには多くの批判が集まり、両社ともに改善しているはずですが、首都イスラマバードを一歩離れると、パキスタンでは子供も労働させなければ、食事をすることすら難しいという家庭が多いようです。

 日本の明治時代の農村社会がそうでしたね。

 ミズノがモレリアの製造を行える背景には
 
 1・工場の環境が劣悪ではないため
 2・働く方々が、モレリアの存在が日本サッカー発展に役立っていると感じているから
 3・そのことに選手たちが感謝しているから

 という3つの理由があるためででしょう。

 勿論得られる給料も重大ですが、自尊心が満たされている点が大きな特徴ではないかと想像します。

 ただ、最近はアジア生産も偏見の目ではなく、良い品がたくさん有ると思いますから購入するようにしています。

 ちなみに今僕が着用している肌着、BVD「ゴールド」はタイ生産ですが、新品にもかかわらずどこかヴィンテージの風合いを感じる逸品でs。

 このように現行品はアジア各国の協力なしに極上の品を作ることはできないわけですから、もっと人々を大切にしなくてはいけないと思います。
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