マンチェスター・ユナイテッドの陣頭指揮を執っていた時代、アレックス・ファーガソンは惜しみなく主力を放出したものです。
ポール・インスはインテル・ミラノへ
デイビッド・ベッカムとルート・ファン二ステルローイはレアル・マドリードへ
ヤープ・スタムはラツイオへ
指揮官との不和、若い選手の台頭など理由は多くありますが、指揮官の根底には
選手ではなくクラブが主役
クラブを越える選手など存在しない
という考えがありました。
確かにそうですよね。
ロナウドとカリム・ベンゼマを失っても、レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズ・リーグで優勝しました。
レオ・メッシやアンドレス・イニエスタを失っても、FCバルセロナの歴史が途絶えるわけではありません。
確かにレアルは、ルカ・モドリッチが引退すれば、中盤の構成力は大きく低下するでしょうし、レアルはお金になるならばブラジル代表のヴィニシウスを売却するかもしれませんよ。
つまり、主力選手、バロンドール受賞選手が移籍、引退することは確かにさみしいことですし、指揮官からすれば穴埋めは必須です。
しかし、クラブはそれでもあゆみを止めません。
古橋享吾が仮にレンヌからセルティックに復帰しても、ファンの多くは歓迎することでしょう。
ただ半分近くのファンは、前田大然の存在が大きいと考えるでしょうし、絶対という存在はもやは無いのではと感じませんか。
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