鹿島アントラーズがリーグ通算600勝を達成しました。
信濃毎日新聞も朝刊で大きく伝えていますから、茨城県ではもっと記事であふれているのでしょう。
鹿島アントラーズの600勝は、当然「浮き沈み」の中で達成された記録です。
ブラジル代表のベベト、ファビオ・ジュニオールなど、獲得した選手がさっぱりで、すぐに放出
ザーゴ、レネ・バイラーなど、外国籍指揮官から新しい概念をもたらす可能性を求めるも、頓挫
岩政大樹のように、日本人指揮官も短期で解任
と、ファンが歯がゆい思いを感じたことも多々あるわけですからね。
その一方でアントラーズは、出身選手が育ったクラブにどれだけ還元できるかを考えている、他のクラブでは見られにくい光景が目立つクラブでもあります。
中田浩二がフロント入りし、小笠原満男がアンダーの世界を支え、本山雅志がスカウトとして選手補強を考えるなど、勝利の伝統を思う日本代表経験者が、鹿島アントラーズの屋台骨を担います。
内田篤人のように、代表のロールモデルコーチとテレビ朝日で解説を手掛ける事例もありますが、彼も最終的には(世代的に若くとも)、アントラーズと協力体制に入るのではないでしょうか。
鬼木達監督は、名古屋グランパスとのリーグ開幕戦、観戦する立場だったといいます。
この600勝達成の相手が、何と同じ名古屋グランパスということを、信濃毎日新聞も指摘していましたが、名古屋から訪問したファンだけは、嫌な記憶になってしまいましたね。
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