女性のために、店舗が独自に生理用品を用意することが多くなったと聞きました。
その配慮や税金を使用してまで、生理用品を与えることは不愉快だという見解を持つ方もいる様子です。
この背景には「与えられている」「与えられすらしない」という認識があるのではないでしょうか。
僕が書店で働いていた2000年代前半は、レンタルビデオは収益の柱でしたし、週に1度は必ず「レディース・ディ」という、女性だけ格安料金で借りることができる日を設けていました。
僕は映画館に出かけませんが、今でも女性の割引サービスはあるのでしょうか。
この論理を考えれば、鉄道やバスの子供料金、例えばAC長野パルセイロは会員証を所持していれば、シャトルバス無料という恩恵もありますが、世代や性別、年齢で金額に差は生じることが多いことも確かです。
会員入会はAC長野パルセイロだけでなく、Jクラブにとって観客動員の大きな柱ですが、そこにはすでに「お金」を払っていますから、この点はランクもありますけど、外野は批判できませんよね。
逆に生理用品の無料配布は、女性たちがお金を払っているわけではない、税金も含めて支援してもらっている、でも私たち40代、50代の男性は基本、政府からも自治体からも、何もないよ、民間サービスすらないんだ。
お前たちは特別か
俺たちは何でこんなに蔑視されるんだ
という気持ちが、どうしてもぬぐえないのではないでしょうか。
僕の世代は「就職氷河期世代」と呼ばれている様子ですが、僕の周囲にはそれでも父になり、娘を大学まで出している存在もいますから、皆が皆同じ問題を抱えているわけではありません。
僕は安月給ですが、それは本当の意味合いで自己責任と思いますし、特にお金を引き出したいとは思わないのですが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます