塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

.本当にマイナーリーグは過酷と言います。

2023-02-15 20:29:43 | 日記
 ワールド・ベースボールクラシックで優勝を目指すドミニカ共和国。


 子供たちは木の枝をバットに見立てスイングをし、将来渡米して大リーガーとなり、両親に車と自宅を購入することを夢見ています。


 その一方で仮に大リーグに加入できても、マイナーリーグの長距離移動と食事のお粗末さは有名で、そこに大リーグは「ステーキ・リーグ」、マイナーは「ハンバーガーリーグ」と呼ばれる所以があります。


 アルゼンチンやウルグアイは優れたサッカー選手を輩出していますが、彼らは牛肉を好む一方で日本のように果物と野菜の摂取が少ないとされます。


 そのビタミンを補のが「マテ茶」と言われ、パリ・サンジェルマン時代、エディンソン・カバニはよくマテ茶を飲んでいたそうですよ。


 米国に移住してきた貧しい世代は、脂っこい料理しか口にできないため、すぐに吹き出物が顔に出てしまうといいますが、それは完全にビタミンの摂取が不足してるためです。


 マイナーリーグのミールマネーはほんのわずかと言われ、栄養という観点ではなく「満腹」と呼ばれる形にいかに近づけるかが課題のようです。


 日本では経済低迷のためか、500円もあれば食物繊維やビタミンが含まれた食事がそれなりにできますし、むしろ日本でプレイしないかと言われた現地の若手は、


 「日本では食事と寮があるから、集中して練習できる」
 「日本から獲得の打診が来てすごくうれしい」


 と思うそうですよ。


 そのため、大リーグ機構もさすがに「寮」は今後設置してゆくそうですが、マイナーの過酷さは過去、キングカズがブラジルをバス移動で試合に挑むような形なのでしょう。


 薬物問題に揺れましたが、サミー・ソーサの存在はやはりドミニカの少年たちを勇気づけたに違いありません。
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