大阪在住の英国人ジャーナリスト、ベン・メイブリー。
クラブの多くが100年という歴史を持つ英国から来た彼からもても、創設わずか30年のJリーグが、ここまで成長していることは大きな驚きと言います。
リーグの成長と比例して、海外リーグの移籍が活性化して日本代表の強化にもつながっていますから。
また同様の傾向はWEリーグにも及ぶでしょうし、現状WEリーグは選手を買う立場ではなく、移籍させるリーグとしての意識が強いと感じますね。
1977年、セックス・ピストルズが「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」の歌詞で
女王陛下に栄光あれ
女王は人間ではない
夢見る英国に未来など存在しない
御作真っ暗、夢見る英国
と記し、王室至上主義者の反感をかうことになります。
日本経済も1980年代後半のバブル景気から(当時でも不況と思う方はいたといいますね)、現在磨で失われた30年との指摘が絶えません。
しかし、その失われた30年は
Jリーグが歩んだ30年
様々な外国籍選手の来日
と連動するんですよね。
海外特派員が驚くほどの成長は、中国のように強化を焦らなかった事、サウジアラビアのように移籍先としてどうなのか、という疑問が持たれなかったことがあると思います。
もし不適格と思われたならば、1998年日本でプレイしていたドウンガとセザール・サンパイオは、ブラジル代表としてFIFAワールドカップの招集対象にはならなかったはずですからね。