今年2023年は、ロットが誕生して50周年なんですね。
若い世代にロットは知られていないでしょうが、1990年代地元であるセリエAでの契約率は非常に高く、名手がこぞって愛用したものです。
印象深いのは、1998年ワールドカップにおいて3位にはいったクロアチア代表でしょうか。
ナイキの印象が強いかれらも、この時はロットがスポンサーであり
ユーゴスラビア紛争を乗り越えての出場
初出場の日本代表が、ナントで対戦し0-1で敗北
得点王のダボル・シュケルは、個人でもロットを愛用
という形でした。
2001年から2年契約を結んだユヴェントス時代のデザインは、ファンから不評でしたが、90年債中期のACミランのデザインは、ロットの知名度を一気に押し上げます。
ミランはアディダス、カッパ、現在はプーマと契約中ですが、ロットの時代は
ジョルジュ・ウエア リベリア代表
ロベルト・バッジョ イタリア代表
という、外様の移籍組もスター世知られています。
そこに生え抜きであるフランコ・バレージ達がいたわけですから、本当に凄い陣容でしたよね。
どんなブランドでも、50年歩みを止めないことがすごい事です。
ロットはブンデスリーガでも一定の知名度を誇りますし、「ロザンガ」の浸透が深まれば日本でも、以前のように注目が集まるのではないでしょうか。
以前のロットは、価格設定を買いやすい形に重点を置いていましたが、イタリアらしい高級感を持たせた方が良いようにも見えます