ミズノは1990年代、トランスパワーというエネルギーを瞬発力に変化できる技術を靴に搭載します。
前回お話しした、会うパッド・ウエップに与えたバッシュにも、この機能が搭載されていました。
リーボックがエネルギー・リターンシステム
コンバースがエナジーウエーブ
というように、バッシュとランニングシューズは、選手の怪我防止だけでなく現在にも通じる
瞬発力で選手の頑張りを支援
いかに履き心地と機能を両立できるのか
を当時から考えていたんですね。
スパッド・ウエップとミズノの関係性を見ますと、日本代表監督やJクラブが有力な外国籍指揮官を招聘する材料がある気がします。
当然当時の景気は現状よりもはるかによく、同時に極端までの円安でなかったことも確かです。
ただミズノには
身長の低いスパッド・ウエップに起用が、トランスパワーの良い照明となる
一度履いてもらえれば、彼は気に入る
という信念があったと思うのです。
日本サッカー協会とJクラブが仮に外国籍、それも名うての存在にアタックする際も、当然報酬と契約年数は大事ですが
相手がなるほどと思う案件
相手が面白いなと思うアイディア
をできるだけ用意し、皆で知恵を絞ってまとめていくことが必要ではないでしょうか。
代表監督は国籍を問わなければ世界中から招へいできますが、範囲が広いからこそ要約することは大事だと思うのですね。