塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イヴァン・サモラノ、今でもチリ代表の象徴として

2019-06-17 17:18:42 | 日記
 チリ代表はホルヘ・サンパオリの下、2015年のコパ・アメリカ、2016年のコパ・アメリカ・センテナリオで優勝します。

 今でこそ彼らは南米の強豪という印象ですが、1998年フランス・ワールドカップ16強、シドニー五輪銅メダルを獲得して以降は、芳しい成績を得られませんでした。

 僕が考えるチリ代表における最高の名手は、イヴァン・サモラノではないかと思います。

 ワールド・サッカーダイジェスト1998年11月号に、彼のインタビューが掲載されています。

 サモラノはまずスイスのザンクト・カレンに加入し、以後はセビージャ、レアル・マドリーに在籍し、1997年インテルに移籍します。

 スパイク好きならばサモラノがロットを愛用し、以後はケルメに契約変更したという点も思い出深いと思います。

 何よりインテルのファンは彼の事が大好きでした。

 サモラノの持ち味は、打点の高いヘディング・シュートでしたが、ファースト・プレスの起点として、相手のGKに相当な重圧をかけ続けました。

 彼が在籍した1997年からのインテルは

 1・ユーリ・ジョルカエフ フランス代表
 2・ロナウド ブラジル代表
 3・ロベルト・バッジョ イタリア代表

 と前線に駒が揃っており、他にもフランチェスコ・モリエロ(イタリア代表)、アルバロ・レコバ(ウルグアイ代表)も控えていたのです。

 サモラノの矜持は背負った背番号にもうかがい知れます。

 彼が希望する背番号9はロナウドに託されましたが、サモラノも当然9を希望します。

 しかし彼は「1+8」という愛嬌たっぷりの背番号を背負い、インテルのために汗を流し続けました。

 バッジョ、ロナウドが故障しがちで思うように動けなかったからこそ、猶更このチリ代表の姿が印象に残っているインテリスタは、今でも多いのではないでしょうか。
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デイパックとスニーカー、それぞれの手入れ

2019-06-17 17:01:56 | 日記
 梅雨のさなかですが、千曲市は今日は洗濯日和となりました。

 先日も今日と同様に晴れ間が見えたおかげで、少し遠出をすることができたのですが、僕はこんな際はよく洗濯をします。

 同様にこの時期だからこそ

 普段買い物とサッカー観戦で使用しているデイパックの洗濯
 普段愛用しているスニーカーの手入れ

 を行うようにしています。

 僕は基本、米国アウトドア社のデイパック、色は黒を用いることが多いのですが、これはキャンバス素材ですので石鹸を付けて洗い、そのあとはよくすすぎ、天日干しをします。

 このデイパックは恐らく20年は使っており、一部は日焼けで色が変わっています。

 過去、ナイキが中古加工を施したスニーカーを発表し、なるほどと思うことがありましたが、僕の場合はサッカー観戦、買い物と長く使用した歴史が日焼けの形で現れています。

 天日干しの際、内側が今の時期少し乾きにくいものですが、一日あればさっぱりしますよ。

 スニーカーはお手入れの代名詞となった

 「ジェイソン・マーク」

 の一番安い物、ブラシと洗浄液がセットになった形を購入し、使っています。

 洗ってみて一番使いやすい素材は革、次にナイロン、キャンバスという形でしょうか。

 サッカー観戦の際は汗をかきますし、衣類だけでなく足元がすっきりした形で次回の観戦ができたらよいと思います。

 これからは陽射しがさらに強くなり、乾く時間が短くなる分、素材が痛めやすいという側面が生まれます。

 乾かす時間は注意した方が良さそうですよ。
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月間バスケットボールの広告を食い入るように眺めて

2019-06-17 01:44:24 | 日記
 バスケットボール部員でもなければ、バスケットボールという競技そのものに関心がない、でも必ず

 「月間バスケットボール」

 を購入、もしくは立ち読みしていた方は案外多いと思います。

 1990年代のバッシュブームの際、雑誌「ブーン」を軸に多くの専門店が紹介されました。

 しかし、ファッションで仕入れている店は新品、ヴィンテージ、中古など様々な商品を扱っているうえに、どうしても定価で買うことができません。

 そこでバッシュ好きが目を付けたのが、専門誌である月間バスケットボールに広告を掲載している、バスケットボール専門店の存在でした。

 サッカージャージ好きが当時のワールド・サッカーグラフィックやダイジェストの広告を、舐めるように見ていた行動と一緒ですね。

 エアー・ジョーダンのような人気商品は「ASK」、つまり価格と在庫を知りたけれは電話をお願いしますという案内で、実際電話をした方は相当な緊張をしたと聞きます。

 ナイキ、アディダス、リーボック、コンバースと当時の人気ブランドのバッシュを眺めているだけでも僕は楽しめましたし、何よりそんな靴を買う小遣いはありませんでしたがね。

 当時の広告でよく覚えているのは、どのお店もコンバースだけ

 「LJモデル (ラリー・ジョンソン愛用品)
 「KJモデル (ケビン・ジョンソン愛用品)

 というように、靴の写真に選手名がついていた点です。

 2001年に米国コンバースは破産し、ナイキの傘下となり現在に至っていますが、お店も選手名を付けなければ在庫を捌く余裕が無かった、という意味合いだったのでしょうか。

 衝撃吸収材「リアクト」の機能性は申し分ないものの、ナイキのエアーと比較した際重量があり、何よりデザインが無骨という声がありましたからね。

 サッカー・スパイクはバッシュのように選手名が付く事例が多くはありません。

 しかし、契約選手を連呼するようになると、案外「怪しい」と思うべきと想像します。
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他の競技ではみられない、あり得ない行動

2019-06-17 01:31:51 | 日記
 サッカーがどうも面白くない、と思う方々の多くが

 「サッカーは卑怯だ」

 と唱えます。

 確かに意図的な時間稼ぎや、大した接触でもないのに大袈裟に倒れてのたうち回る光景を見ると、訝しがる気持ちはよくわかります。

 2018年ロシア大会で巻き起こった

 「ネイマール・チャレンジ」

 も、セレソンの10番は大げさすぎる、とファンが感じたために起きたことでした。

 日本人が考える真っ当な勝負とは

 1・最初から全力で戦い、卑怯な真似をしない
 2・試合終了後の礼を怠らない

 という2点が思い浮かびます。

 柔道、合気道、剣道などはその代表格であり、その清々しさに対して諸外国の方も大きな魅力を感じているに違いありません。

 つまり正々堂々と戦うことこそが「公平」な勝負になるというわけですね。

 ただ、サッカー好きは別の見方をします。

 ワールドカップのような短期決戦において、武道のように初戦から全力でぶつかれば、セレソンのような戦い慣れている国でも、疲労回復に多大なる時間を費やしてしまいます。

 勝負が決まれば、それ以上の事はしないという不文律は確かにあります。

 また、相手と同様の事をする、相手がしないことをこちらがしないことは、明らかに理不尽だとも考えるわけです。

 相手と同様の厳しいチャージ
 相手同様にジャージを引っ張る

 つまり、潔さはサッカーにおいてある意味「致命的」であり、プロ化間もないころの日本サッカーは、この点を学ぶべきだと指摘されていました。

 やべっちFCの中でチリ代表の選手が「神の指」と紹介されましたが、あんなはしたない行動、サッカー以外では考えられないでしょうね。

 それでも彼らは恥ずべき行為とは考えておらず、だからこそコパ・アメリカに戦う意義が「同じ土俵」という形で見えてきます。
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