塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

綿谷寛氏の作品集スタイルより

2019-02-10 22:49:17 | 日記
 雑誌「ビギン」をはじめ、様々な媒体で活躍するファッション・イラストレーターの綿谷寛氏。

 画伯と呼ばれている氏の初の作品集である

 「男のファッションはボクが描いてきた スタイル 1979-2018 小学館」

 を、長野に出かけた際に買い求めました。

 面白いのは、ビギンで見られるコミカルな作風を「バカタッチ」、メンズ・プレシャスで確認できるシリアスな画風を「マジタッチ」と呼んでいる点で、氏の作風の幅が良くわかります。

 マジタッチで描かれるスーツ姿の男性を見ると、イングランドでサッカーが広まる際、観客(男性ですよね)はスーツに山高帽でで観戦に訪れていたことを思い出します。

 そのころは、今のようにマフラーやレプリカジャージという概念はなく、何よりクラブそのものが

 「クラブがサッカーの入場料以外でお金儲けをすること」

 など、念頭になかったのでしょう。

 労働者階級の娯楽として育ったサッカーですから、仕立てのスーツとは言えども、自分の給料で何とかなる価格だったに違いありません。

 アーセナルやスパーズのファンの一部には

 ギーブス。&・ホークス
 デイジー・&・スキナー
 ハンツマン、ヘンリープール

 などに代表される、サヴィルロウ仕立ての背広を着こんだ観客がいたかもしれません。

 そのスーツも重厚なウール素材でしたが、サッカージャージもウール素材、そしてスパイクも革の重い物で、一日に四季があると指摘のある、イングランド、スコットランドでプレイすること。

 これは今よりもはるかに重労働だったに違いありません。

 このイラスト集、大変な人気のようですがその理由、ページを開いてみればすぐにわかりますよ。
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古い物を大切に思う心

2019-02-10 17:13:45 | 日記
 キンドルやコボなどの電子書籍端末を、僕は利用したことがありません。

 今電車に乗ると、僕のように読書をする人間は1割にも満たず、多くの方がスマートフォン、タブレットに夢中です。

 僕が高校時代、学校まで通学していた際は、新聞を読む、友人や同僚と会話するなど、もっと多くの光景が見られましたし、席を譲る、座席を詰めるという当たり前の行為が、もっと穏やかな形で行われていた気がします。

 僕が電子書籍を購入しないのは、単純に購入したい本の支払い方法がわからないため、と僕が大好きな

 「寝っ転がって文庫本を読む」

 という動作が出来ないためです。

 そんなに本を買う、ページをめくる、と言う動作は面倒なのでしょうか。

 1990年代、ヒップホップは80年代より熟成し、音楽に関してはサンプリングだけでなく、ジャズやレゲエの要素を取り入れ、その幅を各段に広げた時代でした。

 西海岸のドクター・ドレ
 東海岸のピート・ロックとDJプレミア

 彼らが奏でる音楽に、米国の音楽ファンだけでなく、日本でも大きな特集が組まれました。

 彼らは作曲をする際、古いソウルやジャズのレコードをかけ、脳裏にひらめく旋律を楽曲として作成していたと聞きます。

 サッカージャージやスパイクのデザインも同様で、近年は過去のシーズン・チケットや、栄光の時代を現代風に蘇らせるなど、工夫を凝らしています。

 ジャージ・デザイナーも、古いファッション誌やサッカー雑誌を目にすることで、発想の源にしているのではないでしょうか。

 先日、東急百貨店内にあるJプレスを覗くと、顧客からの寄贈なのでしょうか、60年代、70年代と思われるメンズ・クラブが数十冊、置かれていました。

 ディスプレイなのか、触れてみても良いのかわからず、こっそりめくってみましたが、やはり古い雑誌は良いなあと思った次第です。

 今、90年代から2000年代前半の衣類やファッション誌を探していますが、思うようには見つかりません。

 それはその時代が僕にとって、ある意味「青春」なのでしょうね。
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本棚の整理を行いながら感じたこと

2019-02-10 16:51:21 | 日記
 僕は定期的に本棚を整理します。

 手ばしても良いと思う本を手放し、空間を設けることで新しい本の置き場だけでなく、何となくですが運気の上昇も期待しています。

 ただ、今は一度手放した本を再入手することが難しく、特にムックや雑誌は判断が難しい時もあります。

 カルビーからライザップに移籍した松本晃氏は相当の読書家である一方

 「読んだ本は手放しなさい」
 「それくらい真剣に読まないと意味ないよ」
 「本は捨ててもまた買えばよい。こんなに良い投資は他にない」

 とおっしゃっていたと思います。

 僕はこんな大胆な読み方は出来ませんが。

 本棚の整理をしながら思うことは、サッカーに限らずオフシーズンの人員整理です。

 GMは解雇通告だけでなく、レンタル契約の延長や監督の人事、新加入選手やルーキーの世話などその業務は多岐にわたります。

 Jリーグでも卒業したての選手たちに講習会を開きますが、スマートフォンで不埒な動画を投稿し、波紋を呼ぶ出来事が多い昨今、講習内容も問われているように思います。

 日本と比較した際、海外は感情がドライといいますが、どんなGMでも簡単に解雇通告を決断できるとは到底思えません。

 特に近年インテルに目立つ

 「買取義務のレンタル選手を結局買取できず、レンタルバック」

 というように、GMは財務も常に考えねばなりません。

 ユヴェントスがより高い契約金を提示したアディダスへ契約を変更したように、今後はスポンサー料も大きな決め手となるでしょう。

 プレミアのビッグ6はアーセナルがプーマとの契約を終えるため、リバプール以外のクラブは全てナイキ、アディダスとの契約となります。

 果たしてニューバランスとリバプールの間柄も「金」が決め手になるのでしょうか。


 
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ダイジェスト、エル・ゴラッソ、それぞれ2019年選手名鑑を発売へ

2019-02-10 01:44:05 | 日記
 昨日9日、エル・ゴラッソとサッカーダイジェストが、それぞれJリーグ選手名鑑を発売しました。

 僕が立ち寄った書店では、サッカーダイジェスト版はビニールで覆われていたために、ページをめくることは出来ませんでした。

 そのため、エル・ゴラッソの方のみ確認ができた形です。

 サッカー・ダイジェストは掲載クラブを前年の優勝クラブから始めます。

 つまり、J1の巻頭を飾るのは川崎フロンターレになります。

 一方でエル・ゴラッソは北のクラブから掲載するために、一番先に紹介されるクラブは北海道コンサドーレ札幌になります。

 2018年度版ではアジア・チャンピオンズリーグに参戦する、韓国、中国、タイ、オーストラリアのクラブを簡単な選手紹介があった記憶がありますが、2019年度版は純粋にJクラブのみの扱いです。

 ハンディタイプも発売されており、まさに

 「至れり尽くせり」

 の形と言えます。

 僕は以前にも記したことがありますが、選手名鑑が発売された後に簡易的な修正版が発売されたらなあと思います。

 昨年でいえばトーレスとイニエスタの移籍が大きな話題となりましたし、そのような旬の情報を網羅すれば、より関心が高まると思います。

 書籍としてではなく、付録のような形で構わないと思いますし、実際ワールド・サッカーダイジェストは冬になると、移籍市場を考慮した編集が多くなります。

 マスコット総選挙も終了し、クラブは今キャンプ地で汗を流しています。

 明日以降も厳しい冷え込みが予想されますから、選手たちには風邪とインフルエンザに注意して練習に励んでほしいものです。
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