塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今の代表の強みと弱みを考えてみて

2019-02-02 01:30:11 | 日記
 日本代表はアジアカップで優勝できなかったわけですが、歩みがここで終わるわけではありません。

 決勝で敗れたからこそ、屋台骨となる選手たちの顔ぶれを僕なりに再確認してみたいと思います。

 1・センターフォワードの人選
 
 大迫がくさびに長けた動きをすることが、チーム全体に波及します。

 では彼が故障やカード・トラブルで出場できない際は、戦術根本を変えるのか、彼と同等の動きができる選手を招集するのか、方法は2点あると思います。

 僕は以前からレッズの興梠、巧みな選手だと思っていますし、アントラーズ時代にも多くの優勝を経験しています。

 彼が30代を超えていることがネックであるならば、やはりアントラーズの鈴木が招集候補になると感じます。

 2・センターハーフの人選
 
 ザッケローニ体制から顕著になった4-2-3-1は、センターハーフをブラジルのように、攻撃的に振る舞う選手と守備に長けた選手をユニットの形で用いてきました。

 ザッケローニ体制 遠藤、長谷部
 西野体制 長谷部、柴崎
 森保体制 柴崎、遠藤

 F・マリノスの天野は現在キャップ数1だと思いますが、攻撃に特徴のあるセンターハーフを皆で見つけたいものです。

 青山が戦線離脱したように、やはり30を超えてしまうと回復能力が20代より落ちてしまうことは、医学的見地から見ても致し方ないのでしょう。

 3・センターバックの人選

 実は日本代表にとって一番の強みではないでしょうか。

 ベルギーで戦う植田、リーグ1に移籍したばかりの昌子、また突然ハリルホジッチ体制から外されてしまった森重など、場数を踏んだ選手は多いと思います。

 極論、監督の十八番である3-4-2-1を導入するならば、センターバックの頭数は達していると感じます。

 実際コパ・アメリカまでは現行の4-2-3-1を基本軸に考える事になるのでしょうが。

 4・GKの人選

 今回は東口の体調が整わず、シュミット・ダニエルが1試合、それ以外の6試合を権田が先発となりました。

 今大会で数多く見られた、GKまでボールを戻して攻撃を再構築することを最優先するならば、ストッパー型よりもより精度に長けた選手を探す必要が出てくると思います。

 グランパスやアントラーズのように、レギュラーGKが外国籍選手のクラブもありますが、すべてのポジションでJ1を丹念に視察する行為、代表首脳陣だけでなく僕たちにっも不可欠、ですね。
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日本代表、1-3でカタールに敗戦

2019-02-02 01:14:26 | 日記
 昨夜の今頃、きっと日本代表が大陸王者に輝くに違いない、興奮して布団に入るだろうなと勝手な想像をしていました。

 うーん、やはりがっかりですね。

 カテゴリーをA代表以外に拡大すれば、2016年五輪代表はアジア王者に輝き、なでしこもアジアカップを2連覇で終えています。

 女子はなでしこ、アンダー20、アンダー17と全てのカテゴリーで頂点に輝いた初の国となりましたし、僕たちがサッカーで歓喜に沸く瞬間は幾つかありました。

 しかし、根幹となるA代表が大陸王者になれなかったこと。

 これはやはりがっくりです。

 結果論ですが、前半の2失点が響きました。

 また、ボックス・エリア周辺までボールを運んでも、相手DFの身体に当たる、トラップが大きすぎる、反転してもボールが足元に収まらない、と言う点も数多く見られました。

 監督が決勝までの7試合を「ほぼ」同じ面子で戦った理由を推測しますと

 1・日本代表が初めて7戦連続で戦う可能性があった
 2・ワールドカップで本気で優勝するならば、7試合戦う際のリカバリー、練習方法を主力が体感する必要がある
 3・その際、サブの選手たちにどのような声掛けをし、気持ちに張りを持たせるべきか

 という点にある気がします。

 プラスの点を探すならば、カタールに近い気候風土の中で戦えたこと、多種多様なアジア各国と戦ったことが、ワールドカップ予選の訓戒になる。

 という2点ではないでしょうか。

 僕は昨夜、この時間帯、もう嬉しくてたまらないと想像していたので、更に気落ちしているわけですが。
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