塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

オーダーかレディメイドか、それが問題だ

2016-11-18 18:03:52 | 日記
 僕がフレックス・ジャパンでシャツを一着オーダーした背景には

 1・価格が既製品と同程度である
 2・自分で仕上がった商品を取りに行ける

 という2点があります。
 
 千曲市よりも当然長野市の方がシャツだろうがスーツだろうが、あつらえる店舗は多いわけです。

 しかしこれからは降雪になることが多いですし、何より僕は月に一度、長野で出向ければよいほうなので、仕上がってもそんな簡単に取りに出かけられないのです。

 なるほど、インターネットでスニーカーだけでなく、スニーカーやサッカージャージが簡単に注文できることは、利便性という点で大きいことがよくわかります。

 イタリアを代表する男性のひとりにラポ・エルカンがいます。

 彼はユヴェントスのオーナーであったジャンニ・アニエッリが祖父であり、ある意味当然という形でユヴェントスの経営に参加した過去をもちますが、彼の類まれな服装は世界中で知られています。

 エルカンの着用する衣類の多くは、テーラーによって生み出されたものですが、彼の場合は出来上がりまでのタイムラグではなく

 仕上がっても迅速に受け取れるお金と乗り物がある

 事が大きいように感じます。

 ただウヰスキーがシングルモルトの方がブレンデッドよりもすごい、という錯覚に陥りがちなように、オーダー一辺倒でも難しいことは確かでしょう。

 サッカー選手だってブランドと契約し、商品と金銭を得られる選手がごくわずかですし、大半の選手は既製品を履いているわけです。

 僕は過去、シャツとスーツ、ベルト、靴、一通り注文をしたことはありますが、それはお金の面で問題ない事と、店舗側が僕の事情に理解してくれたことが大きい、これが一番の理由です。
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サイモン・クーパー、ライオラの評伝を綴る

2016-11-18 13:09:20 | 日記
 ウエブ版スポルティーバで、サイモン・クーパーによるミノ・ライオラの評伝が確認できます。

 僕はこの評伝を読むまで誤解していたのですが、彼はイタリア人ではなくオランダ人なのですね。

 顧客であるイブラが相当な語学力を持つことは有名ですが、ライオラも母語のオランダ語、両親の出生地であるイタリア語、そして英語、スペイン語など7言語にたけており、それだけ

 「欧州全土を回る事」
 「相手との交渉術」

 に秀でていることがわかります。

 バロテッリ、ポグバ、そしてイブラにムヒタリアンと抱える選手すべてから頼りにされるライオラの素性を、クーパーは適切に紐解いています。

 これだけ選手の露出が増え、同時にメディアではなく

 選手が自分で自分の道具で意見を述べること
 その意見は自分に直接跳ね返る事

 を考えると、代理人選びの大切さがわかります。

 マウロ・イカルディとワンダの関係をみれば、それはすぐに理解できますよね。

 過去、日本では中田が自分の冠番組を持ち、同時にインターネットで情報発信の先駆けになりましたが、今後はより写真、文章を含めての注意が必要です。

 今、フットボールウエブ・マガジンにおいて

 2017年オランダ代表の新作ジャージが公開
 しかし、これはアイコラージュによる贋作

 ということで、協会側が否定していると報じています。

 選手も代理人も、高給取りというだけで批判され、その矢面にたつのがルーニーですが、ライオラはそれでも給料だけではなく、自分の報酬も関係なく、選手のために最善を尽くすのでしょう。
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南長野、新しい名称が決まる

2016-11-18 12:28:50 | 日記
 今朝の信濃毎日新聞に、パルセイロのホーム、南長野運動公園が「長野Uスタジアム」になると報道しています。

 これは上空から見たスタジアムが、アルファベットのUに見える、ということからの名づけになったようですが、Uをあなた、という意味で解釈すれば、あなた達、皆のスタジアムだよ。という形になります。

 一方で別の意見もあり

 「何かひとひねり足りないな」
 「ユナイテッドのUというのはどう?」

 など、様々です。

 2017年の選手名鑑からこの名称で紹介されるわけですが、しばらくは通常通り南長野、という言葉が用いられると考えます。

 今の段階でパルセイロが決定しているであろうことは、ペナルティが引き続きジャージを提供することくらいで、監督の進退まではわかりません。

 三浦監督が複数年契約とすれば

 1・辞任であっても解任であっても、後任監督が必要
 2・解任であれば契約違約金が必要であり、フロントは決断が迫られる
 3・契約続行であれば、監督が必要とする選手の見極め

 が今後の課題となります。

 ペナルティは20日の鹿児島戦にブースを出し、今季のオーセンティック・ジャージを格安で販売するとのこと。

 欧州リーグにならい、Jでも早め早めに新シーズンのジャージがお披露目されることが増えましたが、これは2017年まで待ちましょう。

 今季はボーダーでしたが、来季はどのようなデザインでしょうか?

 ペナルティには精力的に活動していただき、ありがたい1年でした。
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J1はいよいよチャンピオン・シップへ

2016-11-18 01:21:35 | 日記
 クラブ・ワールドカップは今年度でひとまず日本開催が終わりますよね。

 ですからアントラーズ、レッズ、フロンターレの3クラブは是が非でもクラブ・ワールドカップに出場したいとおもうでしょうし、レッズファンは2007年の3位を超えてほしいと思うはずです。

 レッズファンの多くは

 「ポンテ、ワシントンのような外国籍選手が必要である」
 「アルビレックス、サンフレッチェからの選手獲得が多すぎる」

 と感じた時代があったはずです。

 しかし、ペトロビッチ体制が熟成されると、戦術に確かな調和が見られるようになり、西川、遠藤、武藤、柏木など、監督が獲得を希望した選手たちの必要性が見えてきました。

 アントラーズはスルガ銀行杯で南米の強豪と戦ってきましたが、フロンターレが公式戦で海外勢と戦うのは、今回が初めてではないでしょうか?

 フロンターレが持つ、スタジアム内外での活躍は有名ですし、特に算数ドリルの配布は画期的なことでした。

 こうした活動の価値をより高めるには

 「優勝という勲章」
 「選手のベスト11、日本代表への選出」

 が不可欠ですが、いよいよ優勝がそこまで見えています。

 アントラーズのように、胸元にいくつもの優勝を刻んできても、簡単に得られない優勝トロフィーを、いよいよ最後なるチャンピオン・シップで争われます。

 1シーズン制に戻せたのは、明治安田生命様という冠スポンサーの協力を得てのものですし、選手たちにはぜひ、チャンピオン・シップでのフェアで激しい戦いを期待したいものです。

 来年には盛んに用いられた下剋上という言葉はもうありませんから。
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