幸福実現党が2009年の5月に立党してから、もう2年半くらいたったでしょ。あれって、何だったのかね? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、幸福実現党の立木党首との対談書籍『日本の未来はここにあり―正論を貫く幸福実現党 』(幸福実現党)で、こう語っておられます。
うーん。「分からない人には、分からないんだなあ」ということを、つくづく感じましたね。
政党というのは、一般的には、「後追い」なのかもしれませんね。一般の政党というのは、何か問題が起きて、みんながわあわあ騒ぐようになってから、「それじゃあ、どうにかしなければいけない」と人が集まってきて、どうしようかと議論してつくる。だいたい、そういう動き方をしているのかな。
うちの場合は、「こうしておかなければ、いけないよ」と言って、先へ行っているので、そのあたりの「タイムラグを調整できるかどうか」という二年間だったかな。
ですから、こちらには明らかに見えていたものが、「国民」と言ってはいけないかもしれない、「マスコミ」のほうなのかもしれないけれども、まだ、見えていなかったようですね。
半歩先ぐらいを言うと、ちょうど賢く見えますが、十歩も二十歩も百歩も先へ行くと、狂ったように見えてくるんですよね。(中略)
どうも政権交代が起きるときに、「自民党の政治には、さんざんな目に遭って飽き飽きしたから、新しい民主党になれば時代が変わって、アメリカのオバマさんの場合と同じように新しい風が吹いて、よい国になるのでは」といった期待感を、マスコミも、一般の人も持っていたのではないかと思います。
私のほうは、今の新聞記事に載っているような状態が見えていたので、「民主党は、やめたほうがいい」と言っていたのです。
今、流行りのテレビドラマにもあるように、「歴史の修正は難しい」ことのようです(笑)。先を知っていても、直せるかといえば、そう簡単に直せるものではないようですね。
(16~19ページ)
2009年の総選挙前に突然、立党した幸福実現党は、「このまま民主党政権になってしまうと、日本に国難がやってくる」と、強く強く訴えていました。
その総選挙で、民主党は政権をとってしまったわけですが、それから2年余り。
日米同盟は揺らぎ、尖閣諸島で領土問題は起き、大震災は起きるわ台風は来るわ、辞めると言いつつペテン師呼ばわりされても辞めない首相がいたりして、経済運営の失敗で不況は深まる一方で、「国難」が来たのは、誰の目にも明らかな状況ではないでしょうか。
「どじょう」に自分をたとえて何もしない野田政権で、この状況が打破されるはずもなく、今になってみると、先が見えすぎていた「幸福実現党の先見性」は、しっかりと見直されるべきだと、私は思うのです。
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『日本の未来はここにあり』
大川隆法著
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