新しい時代なんだから、過去のエリート像と違う、まったく新しいエリート像って、あるんじゃないかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学学園の創立者でもある大川隆法先生は、『教育の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
日本ではエリートの定義が間違っています。
東京大学の卒業生や在学生、その前段階であるエリート進学校の在学生等を見ると、「ミスを恐れる心」「事なかれ主義」「まったく失敗をせず、通り過ぎることをもって幸福とする考え方」が蔓延しています。これでは駄目です。新しい時代には、こういう人たちはエリートとは言えないのです。
新しい時代のエリートたちは、失敗を恐れず果敢に挑戦して、未来を拓いていこうとする人材でなければいけません。
人の批判を恐れるようであってはいけません。新しいことをやろうとすると、たいてい批判が出るのです。
批判を恐れ、「批判をされないように生きることが優等生の生き方である」と思うなら、それは、「この国に対しても、世界に対しても、何ら貢献をするつもりはない」ということを意味しています。
したがって、批判に怯まず、信念を貫き通すような人材をつくり出していかなければなりません。
では、勇気は、いったい、どこから湧いてくるのでしょうか。
その根本にあるものは何であるかというと、やはり信仰心であると私は思うのです。信仰心を持っていればこそ、さまざまな批判、世間の波風に耐えることができるのです。
「地球全体の幸福をつくり出そう」と強く念じるならば、地球を指導している神仏への信仰心を根本に持たなければ駄目です。
そういう信仰心を持ったエリートを育てなければ、この国に未来はなく、また、世界にも未来はないと思わなければなりません。
未来はまだまだつくり出していくことができます。新しい未来をつくり出そうとする「努力」によって、また、今までのやり方にとらわれることなく、新しいやり方に堂々と挑戦していく「勇気」によって、つくることができるのです。
今、エリートと言われる秀才たちのほとんどが、今までのやり方を変えることを怖がり、旧態依然としたこと、すなわち、「前はこうだったから、今もこうする」ということを繰り返し行っています。そういうタイプの人が非常に多くいるのです。
したがって、私は、「あえて、新しい挑戦をしていく」ということを勧めたいのです。
(233~236ページ)
ミスを恐れることなかれ主義、失敗せず通り過ぎることで幸福とする考えが蔓延しているが、新しい時代には、これではエリートとは言えない。
新しい時代のエリートたちは、失敗を恐れず果敢に挑戦して、未来を拓いていこうとする人材でなければいけない。
人の批判を恐れない勇気の根本にあるのは、やはり信仰心であり、地球全体の幸福をつくり出そうと強く念じるならば、地球を指導している神仏への信仰心を根本に持たなければならない──。
信仰をもっているからこそ、新時代のエリートになれるのだ、と大川隆法先生は教えられます。
そして、世を変えていこう、自分が地球の幸福をつくり出す一翼を担っていこう、そう強く念じて、失敗を恐れず新しい挑戦をしていく、勇気ある若者たちが地に満ちることを強く願っておられます。
成果を上げつつある2つの幸福の科学学園を先頭にして、日本の教育をぜひともそういう理想的な方向へと変えていきたいものだと私は心から思っているのです。
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『教育の法』
大川隆法著
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