リーダーとして人生に勝利するための条件を、何度かにわたってご紹介してきました。そして、今日は、その第三弾です。
幸福の科学の大川隆法先生は、『朝の来ない夜はない』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
人生に必勝するための条件として、「先見性」と「胆力」を挙げ、「胆力は、特に、宗教的な修行で養えることが多い」ということを述べました。
さらに述べるとするならば、「最後は、やはり、『勇気』『チャレンジする精神』が必要である」ということです。
「壁」というものは、実際にぶつかってみると、破れることが多いのです。
「無理だ、無理だ」と言っている人の意見を聴いていると、本当にそのような気もしてきますが、そういう人に対して、私は、「まあ、やってみなさい」と言いたいのです。やってみたら、意外にできることもあります。
不況になると、どこも言い訳の山になりますが、うまくいかないことの言い訳を、いくら理路整然と説いたところできりがありません。
それよりも、勇気を持って行動する、チャレンジすることが非常に大事です。
チャレンジできない理由は、ほとんどの場合、失敗を恐れる心があることです。過去につくった栄光やプライド、虚名などが、自分をチャレンジから遠ざけているのです。(中略)
かつての大恐慌のとき、アメリカ大統領のフランクリン・D・ルーズベルトは、就任演説で、「恐れなければならない唯一のことは、恐れるということ自体である(The only thing we have to fear is fear itself.)」と語り、恐怖と闘うように国民を鼓舞しています。
では、恐怖と闘う方法とは何でしょうか。それは、自分がいちばん怖がっていることをやってみることです。
自分をいちばん萎縮させ怖がらせているもの、あるいは、自分がいちばん人の目を気に して恐れていることにトライすることです。チャレンジすることです。そうすると、恐怖は消えていくのです。いちばん恐れていることと果敢に闘うことによって、恐怖は克服することができます。「恐怖をこそ恐れよ」というのは本当なのです。
不況期には、いろいろな恐怖があるだろうと思いますが、恐れずにチャレンジしてください。恐怖こそ、克服すべき相手です。
もちろん、恐怖を乗り越えていくためには「信仰心」や「熱意」が必要です。そして、その熱意は、『リーダーに贈る「必勝の戦略」』にも書いてあるように、使命感から生まれてきます。
したがって、恐怖を乗り越えるためには、自分の志や会社の経営理念のなかに、“魂”を打ち込むことが大事です。
「会社の経営理念に“魂”が入っているか」「自分のビジネス理念に“魂”が宿っているか」「本当に、天下国家、万民のためにやろうとしているか」ということを自らに問うことです。さすれば必ず道は開けていきます。
(120~123ページ)
最後は、やはり、「勇気」「チャレンジする精神」が必要である。
チャレンジできない理由は、ほとんどの場合、失敗を恐れる心があること。
この恐怖と闘う方法とは、自分がいちばん怖がっていることをやってみることである──。
恐怖を乗り越えていくためには「信仰心」や「熱意」が必要であり、その熱意は使命感から生まれてくる、などなどのお教えも、とても大事だと思います。
でも、この「恐怖と闘う方法とは、自分がいちばん怖がっていることをやってみること」って言葉。
今日はほんとに、心に響きます。
この珠玉のお教え、しっかりと実践していきたいと私は思っているのです。
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『朝の来ない夜はない』
大川隆法著 |
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