ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



オレって、同期の中では、ダントツに優秀なんだけどなあ。でも、成功できないって、なんでなんだろ。おかしいよな? なーんて悩みもってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『人生の王道を語る』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 優秀だと思える人──自分もそう思っていますし、傍目(はため)から見てもこの人は優秀だと思える人が成功しない理由というのは、突き詰めていくと、たいてい、この一点になることが多いのです。それは、要するに自分より優れている者、強い者に負けたくないという気持ちがあって、成功した人の、その成功にケチをつける心が必ずあるということです。こういう心のある人が、残念ながら、優秀だけれども成功しないのです。やがて失敗していきます。(中略)
「あいつはたまたま運がよかったんだ」、あるいは、「あいつは要領がよかっただけなんだ」という言葉を使うことがよくありますが、こういう言葉は、これから幸福になっていこう、成功していこうと思う気持ちがある人は、絶対に使ってはなりません。
 他の人が成功したことを、その人の努力以外のそうしたものに帰してしまおうとする心、そして自分とは関係ないとする気持ち、これは無くさなければなりません。こういう気持ちがあると、成功した人のいいところを学ぶことができないのです。ケチをつける卑怯な心があると、学ぶことができないのです。
 成功者といえども、完全な人格ではないでしょう。自分のほうが勝っているところもあるかもしれません。しかし現に成功した人がいたなら、成功者は成功者として認めて、そのなかから参考になるところを学んでいく。これが自分も成功していくための方法なのです。その人にケチをつけ、批判をしたところで、一時的な気休めにはなるかもしれないけれども、自分が幸福になることもなければ、成功することもありえないのです。断じてこれを排除せねばなりません。嫉妬心はいちばん危険です。これが多くの人が成功していけない理由なのです。(中略)
 弱い者、失敗する者を愛する気持ち。これは、正義の観点からみて正しいこともあるけれども、幸福理論からいくと、そうした失敗する人ばかりをかわいがる気持ちがいつもあると、自分もいつしか不幸を愛していくようになり、決して成功できなくなっていきます。
 弱き者、失敗した者に対する慈しみ、同情というのは大事なことです。しかし、それが自分自身の心の傾向性になってはなりません。そうであっては、真に向上することはできないのです。やはり、成功していく者、強き者、立派な者から学んでいくという気持ちが大事なのです。(中略)
 自分は失敗して、人はうまくいったとき、まず、その人の悪口を言うことだけはやめる。いや、それだけではまだ足りない。やはり、その人を褒めなければいけません。その人を褒める、祝福する。そして、「立派な姿を見せていただいて、ありがたかった」という感謝の言葉を述べる。そうであってこそ初めて、自己の学びになり、自分の進歩になっていきます。
 自分がそのようになりたいならば、そのイメージというものを肯定することです。それによって、自分はそういうふうになっていけるのです。
(103~107ページ)

失敗者への慈しみや同情の気持ちは大切にしつつも、成功者から学んでいくという気持ちを自らの心の傾向性とするように努力すること。

成功者から学ぶためには、ケチをつける卑怯な心を持たないようにすること。

さらに進んで、成功者を褒める努力をすることで、成功のイメージを肯定すること──。

心の中によき種をまき、育てていくことで、成功はつかんでいくことができると教えていただいています。

大川隆法先生は、その一つの応用例を、ここで説いておられるのだと私は思っているのです。

 

『人生の王道を語る』

 大川隆法著

 


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