大川隆法先生は、お釈迦さまの生まれ変わりなんだって? お釈迦さまの時代だって、霊界があって、宇宙があって、他の星があって、というのは同じはずなのに、お釈迦さまの説いてた話って、いま大川隆法先生が説いてるのと、だいぶ違わないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『釈迦の本心』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
実在界に対する釈迦の認識はかなり進んだものであって、九次元宇宙界の本質まで悟っており、「九次元世界は地球だけで完結するものではなく、地球以外の惑星にも広がっている。他の惑星にも素晴らしい霊人たちが数多くいて、修行をしている」という事実もつかんでいました。
また、「宇宙即我(うちゅうそくわれ)」という自己拡大の経験をしたときには、地球という惑星が非常に小さな点となり、みずからの内臓の細胞の一つになっていくのを実体験していたので、宇宙というものの感覚もつかんでいました。
しかし、それらを当時の弟子たちに説くのは非常に困難だったため、さまざまなたとえ話で語るにとどめていました。当時の人びとは、宇宙の構造を聞くまでには、魂の勉強が進んでいなかったのです。
現在、私は実在界の姿を解明していますが、そうした世界について、今から二千五百年前のインド社会という限界のなかではありますが、釈迦はすでに知っていたのです。
ただ、釈迦に足らざるところがあったとすれば、地上にいるときの世界観が、まだいくぶんインドを中心としたものだったために、幽体離脱をして実在界に行っても、会っている霊人たちが、主としてインドを霊域とした人たちだったということです。違った霊域の人びとと会うには非常に難しい面があったと言えます。
また、実在界には、いろいろなスタイルで生きている人が数多くいて、釈迦が彼らを非常に珍しい眼で見ていたことも事実ですが、「彼らの存在がいかなるところからきているのか。彼らはどのような生活をしているのか」ということを、深く追究しないままに終わったところがあります。
しかし、釈迦が幽体離脱によって実在界を実体験したことは、生と死の意味、人生の目的、転生輪廻を説く際に、大きな力となったことは事実です。実在世界の発見によって、彼の思想はいっそうの高まりや深み、真実感を得たのです。
(154~157ページ)
釈迦(釈尊)は、九次元宇宙界の本質や、宇宙人たちの存在、宇宙の感覚をもつかんでいたが、当時の人々がこれらを聞くまでに魂の勉強が進んでおらず、さまざまなたとえ話で語るにとどめていた。
また、インドを中心とした世界観だったために、実在界でも主としてインド霊域の霊人たちと会っており、他について深く追究しないまま終わったところがあった。
しかし、釈迦が幽体離脱で実在界を実体験したことは、その思想に高まりや深みを与え、生と死の意味、人生の目的、転生輪廻などを説く際に、大きな力となっていた──。
2500年前のお釈迦さま(釈尊)の時代には、本当の悟りをつかんでおられても、時代の制約や弟子たちの理解力の限界があって、全世界の人々のことや、宇宙人を含む大宇宙の真実についてまで、十分に説くことができなかったわけです。
でも、現代日本で悟りを開かれた大川隆法先生は、そのような時代の制約からはかなり自由に、広大無辺な悟りの世界を、書籍で、講演で、惜しみなく開陳してくださっています。
あとは、そのお教えを受ける私たちの理解力の限界が、このお教えの限界にならないように、しっかりと心を開いて虚心に学び続ける努力が求められているのではないかと私は感じているのです。
|
『釈迦の本心』
大川隆法著 |
↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)