ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



教育なんて、お金がかかって大変なだけで、何もいいことないんじゃないの? なーんてニヒルな疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学学園の創立者でもある大川隆法先生は、『教育の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 基本的に、教育というものには、仏法真理でいう「縁起の理法」、すなわち「原因(因)があって、条件(縁)が加わり、結果(果)が出て、さらに、その影響(報)が出てくる」(因・縁・果・報)という法則が、非常によく当てはまると思うのです。
 それは、日本だけでなく、アメリカや、その他の国でも同様ですが、「教育というものを介在させ、通過させることによって、別の人間に変わっていく」というところが、非常に大きな特徴だと思います。
 例えば、ある学校で勉強を修めることによって、その人の将来の職業選択や、社会的なコース、さらには、親と同じような職業に就くか否かなど、いろいろな道筋が変わってくるわけです。
 そういう意味において、教育というものは、人間が、今回の自分の人生をつくる上において、非常に重要な役割を果たしているのではないかと思います。
 ある意味で、教育によって、まったく別の人生を歩むことができるわけです。学校の選択を変え、あるいは、学問における専門の選択を変えることによって、自分の人生が変わってしまう面があるということです。
 もちろん、その途中においては、家庭の経済的事情から始まって、学習環境、学校の校風、あるいは、教師との出会い、友人との出会いなど、さまざまなものが絡み合い、一つの人生が出来上がってくるところがあります。
 つまり、教育には、ある意味で一種の「魔法」のようなところがあると思うのです。
 これは、戦後だけのことではなく、戦前でもそうです。例えば、地方の石工の家に生まれて、高学歴を重ね、やがて総理大臣にまでなった人もいます。これは、『落日燃ゆ』(城山三郎著、新潮社刊)という伝記小説の主人公の話です。
 その人は、戦後にA級戦犯として死刑になり、悲惨な最期を迎えましたが、それでも、教育の効果として、「勉強ができれば、一代で日本のトップまで上り詰めることができる」ということを示しました。そうした機会、チャンスが、戦前の日本にもあったということです。
 また、明治時代まで遡れば、学問ができた人は数少ないでしょうが、そのなかでも、さらに洋行帰りの人たちには、非常に大きな違いがあっただろうと思います。外国へ行って帰ってきた人と、行かなかった人の差は、ものすごく大きかったと思うのです。
 その意味で、「教育には、人間を変える大きな力がある」ということは否定できません。
(17~19ページ)

教育には、「原因(因)があって、条件(縁)が加わり、結果(果)が出て、さらに、その影響(報)が出てくる」(因・縁・果・報)という「縁起の理法」が、非常によく当てはまる。

教育は、人間が今回の自分の人生をつくる上において非常に重要な役割を果たしており、一種の「魔法」のようなところがある。

教育には人間を変える大きな力があるということは否定できない――。

ここで、あえて名前を出さずに、小説『落日燃ゆ』の主人公という形で触れられているのは、廣田弘毅元首相のことだと思います。

この種の実例、つまり田舎に生まれ、教育のお蔭でもって出世をなしとげ社会に大きく貢献した歴史上の有名人は、少し探してみただけで枚挙にいとまがないと思います。

教育は本来、素晴らしい力を持ったものだ、もし成果が出ていないとしたら、その教育の中身をイノベーションしなければならないのだ、というあたりが、大川隆法先生が、「教育改革」を標榜して、幸福の科学学園を開校し、これからさらに幸福の科学大学を開学しようとしておられる理由なのだと考えてみたり私はするのです。
 

『教育の法』大川隆法著


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