ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



 最近ようやく円高が是正されて円安だし、日本は輸出立国なんだから、これからガンガン輸出していくのがいいんだよね? なーんてこと考えてる人いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『政治の理想について──幸福実現党宣言②』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 日本は、貿易において「輸出立国」の立場を長らく取ってきましたが、これからは、日本製品を外国に買ってもらうためにも、「他の国の産業を育てなければいけないのだ」という使命感を持つ必要があります。「他の国の産業を育て、導く」という先生役としての労を厭ってはならないと思います。
 他の国のものを買うことで、その国を富ませ、日本の製品を買ってもらえるようにしていくことです。互いに売買をすることで経済は大きくなっていくのですから、そういう努力をしなければいけません。
 それが貿易による「国富増大への道」であると思います。
 「片方には、売るものが何もなく、片方には、売るものが数多くある」という一方的な関係では、やはり、国対国の貿易は成り立っていきません。「片方が完全な赤字で、片方が完全な黒字」という状態だと、貿易は長くは続かないのです。
 したがって、相手の国にも産業を興してあげなくてはいけません。(中略)
 先進国の戦略としては、次のようなことが大事であると思います。
 発展途上国に対しては、将来、自分たちが必要になると思われるものをつくってもらえるように、指導していくことです。「将来、こういうものが必要になる」と思うものがあれば、お願いをして、それをつくってもらうようにし、自分たちは、さらに高度なものへとシフトしていくことです。
 日本の工業はかなり進んでいますが、航空機産業や宇宙産業は、まだ十分ではないので、ここを開拓しなければいけません。
(155~157ページ)

先進国である日本は、日本製品を外国に買ってもらうためにも、他の国の産業を育てるという使命感を持つ必要がある。

互いに売買することで経済は大きくなっていくのだから、他の国のものを買うことで、その国を富ませ、日本の製品を買ってもらえるようにしていくのが、貿易による「国富増大への道」である。

発展途上国に対しては、将来、自分たちが必要になると思われるものをつくってもらえるように指導していき、自分たちは、航空機産業や宇宙産業など、さらに高度なものへとシフトしていくことである──。

大川隆法先生は、「国師」だからといって、日本だけのことを考えておられるわけではありません。

同時に「世界教師」として、つねづね世界全体、地球全体の発展・繁栄を見据えておられることは、お教えのなかで随所に感じられるところです。

いずれにしても今日は、「先進国としての日本の使命」というもう一段大きな視点を持つことで、為替問題とか貿易問題とかについても、見え方がぜんぜん変わってくる、ということなんだろうと私は思うのです。

『政治の理想について──幸福実現党宣言②』大川隆法著


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