ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



今の安倍政権って、幸福実現党の言ってるとおり、インフレ目標政策で、インフレ路線なんでしょ。あれって、大丈夫な考え方なのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『もしケインズなら日本経済をどうするか』(幸福実現党)で、あの有名な経済学者、ジョン・メイナード・ケインズの言葉(霊言)を、次のように伝えておられます。

 今、日本の銀行が弱っているのは、基本的に、お金を使ってくれないからだよ。だから、お金を、もっと使ってもらわなければいけない。特に、国内は使わなくなっている。
 デフレというのは、一般的に定義すれば、毎年、ものの値段が下落していくことだね。例えば、今、二百万円を持っているとすると、二百万円の車が買える状態だけれども、「来年、この車が百九十万円になる」となったら、まず買わない。一年待つよね。さらに、「再来年は、百八十万円になる。その先は、百七十万円になる」ということであれば、現金を持っているほうが有利だ。要するに、お金の値打ちが高まるわけだから、お金を使わないよね。
 そうなると、実際上、ものが売れないだろう? 自動車が売れない。それで、どうするかというと、メーカーのほうが、さらにディスカウント(安売り)せざるをえなくなる。こうして、ものの値段が下がっていき、「デフレ・スパイラル」が起きるわけだね。
 だから、君ねえ、日本全部をユニクロにするわけにはいかないんだよ。それは間違いだ。お金を使ってもらわなければいけないので、デフレを放置してはいけないんだよ。やはり、お金を使うほうに、インセンティブ(誘因)を働かさなければいけない。
 お金を使ってもらうには、どうしたらいいか。
 日銀は、「通貨の信認、信用が大事だ。要するに、通貨の価値を下げないことが大事だ」と言っているけれども、通貨の価値は、デフレだったら上がるわけだよ。つまり、日銀が“仕事”をしすぎて、通貨の価値を上げすぎているので、これを下げなければいけないわけだね。
 今年、二百万円の車が、来年、二百十万円になるんだったら、人は、今年のうちに車を買ってしまうわけだよ。来年には、十万円高くなるからね。そういうことだろう?
 だから、お金を使ってもらうと経済が発展する。要するに、緩やかなインフレ路線をつくらないかぎり、基本的に、経済発展というものはないんだよ。日銀がインフレを否定している以上、経済は発展しない。
 ということは、「日銀主導型では、経済発展はありえない」ということだな。あの思想を変えないかぎりね。
(130~132ページ)

デフレとは、毎年ものの値段が下落していくことだから、現金を持っているほうが有利なため、人々はお金を使わなくなり、ものが売れなくなり、経済は停滞していく。

このデフレを放置してはいけないのであって、緩やかなインフレ路線で、お金を使うほうにインセンティブ(誘因)を働かせて、お金を使ってもらうことで、経済が発展する。

ところが、日銀がインフレを否定している以上、経済は発展しない──。

この霊言集は、内容をみれば明らかに、安倍政権がいま打ち出している経済政策の教科書の1つになっています。

日本経済の先行きに興味関心がある方、必読の文献だと私は思うのです。

『もしケインズなら日本経済をどうするか』大川隆法著


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