１月２１日（木）
明け方、雨が降っていて風も強く吹いています。
海苔を採る予定でしたが、中止しました。
干してあったボラ避け網も、強風で飛ばされそうです。
結局、今日は沖に出れませんでした。
訃報です。
走水大津支所長も勤めたことのある海苔師の方が亡くなりました。
今日がお通夜でした。
私が海苔の仕事を始めたころ、亡くなった人の海苔は大森海苔問屋のセリで何度も最高値で扱われていました。
私の目標の海苔師のでした。
残念です。
またひとり、走水の海苔名人が減ってしまいました。
１月２１日（木）
明け方、雨が降っていて風も強く吹いています。
海苔を採る予定でしたが、中止しました。
干してあったボラ避け網も、強風で飛ばされそうです。
結局、今日は沖に出れませんでした。
訃報です。
走水大津支所長も勤めたことのある海苔師の方が亡くなりました。
今日がお通夜でした。
私が海苔の仕事を始めたころ、亡くなった人の海苔は大森海苔問屋のセリで何度も最高値で扱われていました。
私の目標の海苔師のでした。
残念です。
またひとり、走水の海苔名人が減ってしまいました。
１月２０日（水）
早朝、海苔採りに出ました。
大津港から、稲野丸のヨシオちゃんとタクミくんが、サヨリ漁に出船してきました。
２隻の船で、サヨリ網を曳きます。
今日は獲れたかな？
また伊勢町の海辺にいる鴨が増えてきました。
海苔師のヒデカズくんが、「最近頭の赤い鴨が増えてきたね」と言っていました。
私は気がつきませんでしたが、頭の赤い鴨がたくさんいます。
疑問に思うことがあります。
人間は無断で人の物を盗んだり食べたりすると犯罪になりますが、鳥は犯罪になりません。
人間は犯罪を犯した人を捕まえると表彰されますが、鳥を捕まえると反対に捕獲した人は処罰されるようです。
人間と鳥、どちらが偉いの？
おかげで、こんなに鳥が増えてしまいました。
今の世の中、間違っているとは思いませんか？
１月１９日（火）
寒い朝です。
トラックの窓ガラスも、夜露が凍ってバリバリです。
でも、風が弱くベタ凪ぎです。
先日、強風のために撮影中断した残りの撮影です。
今日は、先日とは打って変わってのベタ凪ぎです。
無事撮影も終わりました。
Ｕ字工事のフクダくんもマシコくんも、海苔だらけです。
なぜ海苔だらけになったのかは、テレビでのお楽しみ。
「はい、次本番行きま～す」、「カメラ回りました」、「５，４、・、・、・」、 「はい、ＯＫで～す」
撮影、面白いです。
撮影を手伝ってくれたリョウジくんと、海苔だらけのＵ字工事さんと記念撮影です。
Ｕ字工事が使用したライフジャケットに、サインをしてもらいました。
このライフジャケット、記念に使わずに取って置くつもりです。
この撮影の放映は、２月になるようですが、まだ確定していないので公表できません。
またまた、ごめんねごめんね～！
１月１８日（月）
大津陸柵の一番摘みの新海苔を採りました。
タカシさんに刃を直してもらったので、網も切らずに快調に海苔採りができました。
ちょっと厚付けになってしまったのもありますが、美味しい新海苔ができました。
２月９日に採った海苔網です。
刈り残した場所もほとんどわからないくらい伸びてきました。
明日刈る予定です。
一度刈った海苔は、約十日後にまた伸びて刈れます。
今日も来ました、例のカモメ。
今日は何をしているか、観察してみました。
船の中に落ちている海苔をつまみ始めました。でも、くわえただけで食べません。
次に、船の後ろのほうに行って、ガチガチと音を立てながら何かを突っついています。
先日海苔網に絡まっていて、それを外して後ろに置いてあったルアーです。
「ルアーを食べちゃうの？ 針が一杯付いているから危ないよ」と思ったら、カモメはすぐに本物ではないと気が付き、食べるのをやめました。
その後は、定位置の船外機を上。
もしかしたら、私が食べ物をくれると思って待っているのかな？
１月１７日（日）
大津沖柵の海苔採りです。
さすがに、この時期の夜明け前は寒いです。
もぐり船の運転席で、身をかがめながら風を避けて、やっと現場まで着きました。
大津陸柵の網張りをしていると、バタバタと鳥の羽を動かす音が聞こえました。
振り返ると、カモメが船に乗っています。
三日前に来たカモメかな？
鳥は皆同じ姿に見えるので、区別がまるで付きません。
私のことを覚えていたのかな？
それとも、どの船にも乗るのかな？
人間が乗っている小さな船に、カモメが乗ることメッタにありません。
今日も船を移動させるまで、ずっと船の上でした。
食べ物を与えたわけでもないのに、変わったカモメです。
このカモメは、他のどの船にも乗るのかな？カモメに聞いてみたいです。
１月１６日（土）
北風が強く沖に出れません。物凄く寒いです。
なのに、上半身裸で海に入っている人たちがいます。
見るからに寒そうです。
空手の寒稽古のようです。
もぐり船がトラブルです。
陸に揚げて修理です。
海苔を採っている時に、海苔網に絡まっていたゴミで、ガイドが壊れ刃が欠けてキズになっていました。
海苔を採るたびに、そのキズに海苔網が絡まり、網が切れてしまいます。
修理です。
溶接のプロのタカシさんに、直してもらいました。
これで明日から、海苔を採っても海苔網を切らずに済みそうです。
私たちは風が当たるだけでも寒いので、風避けを作りました。
なのに、空手家たちは強風のなか、上半身裸で海の中。
寒そうです。
私には信じられません。
１月１５日（金）
昨晩は、走水大津支所の新年会でした。
もといや日記を更新できませんでした。二回連続で ごめんねごめんね～！
昨日の出来事です。
予期せぬ訪問者がやってきました。
大津陸柵の海苔網を撤収していました。
すると、一羽のカモメが私のそばによってきました。
珍しいので、写真を撮りました。
なんとそのカモメ、私の船の船べりに乗ってきました。
そしてその後、私がすぐそばにいるのに、撤収した海苔網の上で休み始めました。
私のほうが驚いてしまいました。
撤収した海苔網で船が重くなったので、一度陸に戻って網を陸揚げしました。
二回目の海苔網撤収に、また大津陸柵の帰ってきました。
「さっきのカモメはどうしたのかな～」と思ったら、もう船に乗っています。
船のへさきは、私の仕事場です。
私が行くと飛び立ちましたが、後ろの船外機の上にまたきました。
その後約二時間、日没までカモメは定位置の船外機を上でした。
まるで、私の仕事っぷりを監視しているようでした。
いつも一人の沖仕事ですが、今回は相棒のカモメと二人で仕事した感じでした。
１月１３日（水）
今日は、取材の日です。
でも、西風の強風が荒れ狂っています。
とても海苔採りに出船できそうではありません。
スタッフたちは困ってしまいました。
いろいろ相談の結果、撮れるところまで撮ることになりました。
無理を承知で、もぐり船で海苔採りに出船しました。
でもやはり、強風のため海苔採りの取材は中断して、諦めて帰ってきました。
今日取材に来た人は、芸人のＵ字工事さんたちです。
気持ち良く、私とスリーショットの撮影に応じてくれました。
素直で、真面目で、明るくて、かわいい感じのする人たちでした。
なぜか、私の親戚のような気もしました。
もともと好きな芸人さんでしたが、ますますファンになりました。
今日の取材の放映は、まだ確定していないので公表できません。
わかり次第、もといや日記で公表します。
ごめんねごめんね～！
１月１３日（水）
大津陸柵の海苔網を、４０枚新しい冷凍網に交換して、新海苔を採るつもりです。
海苔網を沈めていたので、いままで鴨にばれていませんでした。
でも、とうとう上空を飛んで偵察している鴨に見つかってしまいました。
海苔が食べられています。
新芽の３ｃｍ以下の海苔が一番美味しいのが、鴨は知っています。
海苔網を３０ｃｍ程度沈めると、鴨が食べにくくなって、鴨があきらめます。
海苔網が浮いていた場所を、鴨に食べられてしまいました。
鴨は一度場所を覚えると、毎日海苔を食べにきます。頭が良いです。
でも、まだ軽傷なのでまた重りを補充して、網を沈めました。
「もといやの海苔は食べにくいから、あきらめてくれ～」と願っています。
雨が降ってきました。
東京では、初雪を観測したそうです。
気温４℃、とにかく寒いです。
大津沖柵にすぐ近くにある平成町も、霞んでいます。昼間から電気が点いています。
雨が降って、太陽もなく、北風も吹いてきたので、寒さでガタガタ震えがきました。
もう年なので、無理をせず早めに陸に戻ってきました。
寒さに完敗です。
明日の天気予報を見ました。
等圧線が混んでいて、西風が吹きそうです。
明日は取材が入っています。出来るか心配になってきました。
１月１１日（月）
今日は成人式です。
リョウジくんの娘のアカリちゃんが成人式です。
お母さんの着物を縫い直したそうです。
アカリちゃん、綺麗ですよ。
太陽もほとんど顔を見せず、今シーズン一番の寒さでした。
今日は、ホカロンを始めて貼って沖に出ました。
手や足の指先が痛くなるほどの寒さでした。
ところがようやく陸に戻ると、ヒロヒサくんが走ってきました。
「今、クルーザーがいかだに突っ込んだ。」
今年一番の寒さの中、水難救助隊の出動です。
大型クルーザーが、こんぶのいかだに突っ込んでいます。
いかだはめちゃくちゃです。
脱出しようとして、エンジンを前進したり後進したようです。
プロペラにいかだのロープが、何本もからまって走行不能になっていました。
何人も助っ人を呼んで、ロープを切断して、港まで曳航です。あたりはすでに真っ暗です。今年一番の寒さ、皆寒さで震えています。
おそらく億以上するクルーザーに乗っている金持ちの気持ちがわかりません。
千葉から横浜へ帰る途中だったようですが、まるで進路が違います。
運転は前方を見て、安全に心がけてしてほしいものです。
海をあまく見ているプレジャーボートのおかげで、漁師はたいへん困っています。
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