あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

頑張る「主婦の像」は

2008-05-24 11:19:39 | いろいろ
長く主婦に親しまれて来た女性誌の主婦の友がこの6月号をもって休刊になる。

戦前・昭和10年に108万部刷り、最盛期には168万部を発刊したという

生活情報誌、最近は8万部を切り維持が難しくなってのこと。

発行人の村田耕一氏によると今なでも危機はあった。

平成5年頃には10万部をも下回る状況になったが大幅なリニューアルで乗り切り

数年後には60万部にまで回復した。が、女性の社会進出や生活スタイルの変化で

頑張る主婦を対象にした記事では読者を確保できなくなったという。

もともとこの雑誌は夫婦子供が2~3人の家庭の主婦、年齢30才位の女性を

読者としてターゲットにしていた。

つまり、家計のやりくり、家計を切り詰めて貯蓄をいくら貯めてマイホームを、

教育費の捻出の仕方等を記事にして頑張るお母さんの指南の雑誌でもあった。

確かに友人の家に遊びに行ってもこの本の表紙はよく見たもの。が、やはり、

生活スタイルが変化、最近は主婦の意識も大きく変わり、家庭のなかで自分が

シッカリ頑張って、子育て・教育・家計を遣り繰りする意識は薄くなってきた。

女性の学歴も高くなり、外で働くことも多く、家庭や職場でも自己主張もする。

生活の中で主婦意識よりも自分が中心、自分の生活も育児も楽しむとの気風が強く成っているという。

先日家庭裁判所の調停委員をしている友人が最近は離婚の調停の場でも

小さな子供の養育をめぐり親権は持ちたくないと言う若い母親も少なくないとか

生活のパターン、価値観の変化の結果の休刊

少子化問題の解決もこの辺りも念頭に置くことも必要では


最新の画像もっと見る