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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

X'masの準備

2011-12-04 21:03:32 | その他
ハロウィンがすむとX’masの飾り付けが始まるそうで、ニューヨークもさぞかし華やかになっているのでしょう。
日本の我が家には誰もきそうにありませんが、恒例になっているので、小さなクリスマス・ツリーを出してきて飾ります。



そんな日曜日、昨日の朝とはうって変わって青空です。それもすばらしい青空、これってどうやって写真にとどめるのでしょうね。



というてんきなので、子供のころからの遊び場、自由が丘に出かけてきました。
ただお昼を食べようとちょっとお気に入りのお蕎麦屋さんへ、このお料理にお蕎麦がついて1,100円とてもすばらしい、実はもちろんこれ以外に山形のお酒をいただいて、これがまたとてもおいしい。



ちょっといい気分なので、散歩することにしました。もうすっかり当たり前の場所になったマリークレール通りを歩きます。



街はクリスマスに向かっています。



そのまま、まっすぐ進んで、雑貨屋さんなどが集まっているところへ、ここでクリスマスの品をみて楽しみます。

ちょっと早いけど、皆さんへクリスマス・プレゼントです。



















さて、オクサンが欲しそうにしているので、クリスマス・プレゼントということこのぬいぐるみを買いました。
ちょっと私に似ている人形をぶっ飛ばしたいらしいです。

もちろん、それですめばおお助かりです。



コメント (2)
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暖かい贈り物 together again...at the jazz bakery / jan lundgren

2011-12-03 21:10:32 | 聞いてますCDいいと思う


朝からすごい雨でした。息子1がアメリカに行くときにおいていったコートとかの服がまだのこっていたところ、オクサンの友達が関係する海外からの留学生が集まっているところで、バザーがあるというので、寄付してきました。
円高で日本に来ている人々も大変でしょうし、暖かいところから来た人は日本で服をそろえるのも大変でしょう。
息子の方は逆に恩恵をこうむっているわけで、それのお返しです。
マフラーとかももって行きました。
でちょっと暖かくなっています。

その暖かい気持ちがそのまんま、さわやかに聞こえるのがこのアルバム、ヤン・ラングレンがロスのクラブで南海岸の名手とトリオでのライブ演奏です。
このメンバー同じ場所で1996年にライブ録音していますから12年ぶりにtogether againとなったわけで、この12年でラングレンの風格をまざまざとあらわした演奏です。
曲目紹介のMCがきちんと録音されているので、2曲目のおなじみの曲を紹介されて、出方を待っているとながれじめるあたりまるでライブにいる感じになります。
このトリオ、特別編成でありながら、とても軽やかでその上しっとりした演奏、ずば抜けた上質のピアノ・トリオです。
3曲目はスウィンギーなラバーべラのソロ、この人今も引っ張りだこですね。
5個y組めはオスかー・ピーターソンのささげらたピアノソロで“Tenderly”ピーターソンのきらびやかなところ、軽やかなところ、メロディーがあふれ出るところ、ラングレンが引き継いだように思います。
6曲目はチャック・バーグホーファーのベースをフューチャーした“Yesterday”、アルコからはじめて、ピッキングピアノの入った後もう一度ベースのソロ、シェリー・マンとの演奏が長かったようですが、歌伴もだいぶあるようで、このような曲得意なのでしょう、ライブらしい見せ場がそれぞれにあります。
7曲目、ラングレンのよく歌うピアノ、このような演奏しばらく聴いていなかったような、ちょっと思い出した。
8曲目オスカー・ペティフォードの曲をスィンギーに演奏した後、このメンバーにもう一人ピート・ジョリーを加えたアルバムでも演奏した“I've Never Been In Love Before ”聞き比べてみました。今度の方がゆったりめな演奏でした。
友達からは、寄付したドルチェ・ガッパーノのコートをうれしそうに買った人がいたようです。
売上金はこの留学生たちの支援に使われます。
ライブの素敵な演奏で暖かさをもらったり、こっちは誰かが暖かくできるようにおくったり、なんかいいですね。

together again...at the jazz bakery / jan lundgren

Jan Lundgren (p)
Chuck Berghofer (b)
Joe La Barbera (ds)
Recorded at The Jazz Bakery, Los Angeles, January 2, 2008

1.Introduction
2.Have You Met Miss Jones?
3.Someone To Watch Over Me
4.Love For Sale
5.Tenderly
6.Yesterday
7.I'm Old Fashioned
8.Blues In The Closet
9.I've Never Been In Love Before
10.Everything Happens To Me
11.Rhythm-A-Ning

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もちろん勘違いから VERTICAL'S CURRENCY / KIP HANRAHAN

2011-12-02 22:43:02 | 聞いてますCDいいと思う


中古JAZZじゃない3枚目、これも700円で買いました、でもJAZZの棚においてあったのでJAZZだと思って買ったのです。
もちろん得意の勘違いからで、厚めの紙のジャケと枠に囲った写真、ドイツのレーベル、ウィンター&ウインターのアルバムかと思ってしまいました。
このレーベル、ステファン・ウインターが設立したもので、私はユリ・ケインでご贔屓ですが、ウインター氏の意思が反映された、癖はあるけれど、不思議なエネルギーに満ちたアルバムを出すところです。ブエノスアイレスやリオやパリでその土地に出向いた録音などあって、合わないものもあるけれど、合ったら良いというので、なんかほしいときに手を出すアルバムです。
これジャケのミュージシャンにJack Bruceとあるし(ブルースのJAZZアルバム持ってます)David MurrayやSteve Swallowの名前があるからてっきりJAZZだと思いましたが、違いました。JAZZ的な部分はあるし面白いアルバムです。
キップ・ハンラハンというミュージシャン、プロデユーサーが自ら立ち上げたレーベルから出したアルバムで、“スモーキー・ロビンソン風”を作ろうと決意して作ったアルバムだそうです。
この人ドラムスなどリズムの人手ここではパーカションを担当しています。

ヴォーカルの入ったポップ曲のどう紹介するかわかりませんが、1曲目、マレーのサックスが出てくるとやはりいいと思います。
2曲目これがキューバン・ミュージック、コンガとブラスのリズムに乗った、確信犯てきサウンドですが、これが良い。途中のマレーのテナーはガトー・バルビエリを思い出させて、ウルウルします。(もはやガトーはこのようには吹かなくなってる)
7曲目、カントリー調もちょっとはいって、曲は5ディメンションのレッド・ザ・サンシャイン・インみたいなメロディの曲
8曲目はパーカションのえんそうで、9曲目につづくとそこに、スワローのエレベのメロディ、低音でリズムを刻むのがジャック・ブルースなのでしょう。

ですからJAZZではありませんが、聴いていてこれはこれで楽しめたアルバムでした。

VERTICAL'S CURRENCY / KIP HANRAHAN

Ignacio Berroa:trap drums
Jack Bruce:voice,electric bass,piano
Milton Cardona:congas,bongos
Arto Lindsay:electric guitar
David Murray:tenor sax
Kip Hanrahan:percussion
Puntilla Orlando Rios:quinto,congas
Peter Scherer:synclavier,organ
Steve Swallow:electric bass

1. DARK (KIP’S TUNE)
2. AGAINST THE LIGHT
3. A SMALL MAP OF HEAVEN
4. SHADOW SONG (MARIO’S IN)
5. TWO HEARTEDLY, TO THE OTHER SIDE
6. CHANCES ARE GOOD (BADEN’S DISTANCE)
7. MAKE LOVE 2
8. ONE CASUAL SONG (AFTER ANOTHER)
9. INTIMATE DISTANCES (JACK’S MARGRIT’S NATASHA)
10. DESCRIBING IT TO YOURSELF AS CONVEX
11. WHAT DO YOU THINK? THAT THIS MOUNTAIN WAS ONCE FIRE?

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クラシックをなめちゃあかんぜ LE CINEMA / GIDON KREMER

2011-12-01 22:50:52 | 聞いてますCDおすすめ



オクサンがバイオリン好きだからつい迎合してアルバムを買うことが多いけれど、クラシックの演奏者、ギドン・クレーメルがピアソラの作品を演奏しものは、流石と唸る演奏でした。

流石クラシック

そうしたら、中古屋さんで今度は700円で、映画音楽を集めたもの、それもピアソラの名前があったので買いました。
バイオリンの演奏で映画音楽を楽しみましょうという目論見です。

ところが  クラシックをなめちゃあかんぜ  最初に謝ってしまいます。

最初車で聞き始めると、進むにつれて重たい感じや、大袈裟、暗いでこれはいかん、軽く見すぎた。それでもそれはこちらの問題、ちょっと修整して聞きなおします。
修整というのは、どうも合わないとおもう1曲を飛ばして聴いてみました。

1曲目、忍び寄るようにゆっくりと、お馴染みのテーマは甘くなく一本筋の通った感じで、凛としてこちらが本筋ではと思ってしまいます。
2曲目はニーノ・ロータの“センチメンタルな悪魔”という曲で激しいクラシカルなバイオリンと力強いピアノ、このピアノJAZZみたいです。
3曲目がソビエト映画での曲で“ファンタジー”ちょっと時代がかって、パリのオペラ舞台のような、私この感じ苦手で、でこの曲を飛ばしました。
4曲目がピアソラで、映画「エンリコ4世」の“何年も前に”という曲。慈しむようなゆったりしたメロディから、映画のストーリーの悲喜こもごもが見えるような曲、きちんとピアソラらしさも表現されたすばらしい演奏です。
5曲目はアンドレイ・タルコフスキーの映画「ノスタルジー」にたいして作った武光撤の曲、この2人、私の若い頃には一流ブランドで、武光きいてるか、タルコフスキー見ているか、きちんと通過しなければいけない道でした。
アンドレ・タルコフスキーがノスタルジアについて、語るのです。
「私はこの映画に一貫して流れている、陰気で逃げ場が道のない葬儀のような状態を作る気になった。」
曲はまさしく武光撤です。
6曲目が“アブシャロムの死”と“タンゴ”映画「日没」からで(知らない)、悲哀のあるノスタルジックなメロディに始まって、そのあと“タンゴ”ピアノの強いバッキングにスパニシュなメロディがこれはかっこいい。
7曲目は「馬あぶ」という映画のショスタコービッチの“ロマンス”という、優雅にクラシカルな曲です。
8曲目「チャップリンと伯爵」に用いられた“屋根の上の牡牛”、ハーモニックなバイオリンはピアノと二重奏とはとても思えない、16分にわたって弾きだおし、なぜ演奏が終わったときに「ブラボー」と声を入れなかったのかと思います。
最期10曲目は激しさと哀愁の二つの面をもつニーノ・ロータの美曲でした。映画は「愛のない愛人たち」

知らない映画ばかりで、これホロコーストを生き残った父親も持つ、ドイツ系ユダヤ人、ギドン・クレーメルの強い生き方から選ばれた、なめちゃあかんぜな曲たちでした。

LE CINEMA / GIDON KREMER

Gidon Kremer (violin)
Oleg Maisenberg (piano)
Deutsches Symphonie-Orchester Berlin

1. Le Cinema: Modern Times: Smile
2. Improvviso (Un Diavolo Sentimentale)
3. Circus: Fantasy
4. Enrico IV: Tanti anni prima
5. Nostalghia (In Memory Of Andrey Tarkovsky)
6. Sakat (Sunset): Absalom's Death And Tango
7. Ovad (The Gadfly): Romance
8. Le boeuf sur le toit (Cinema-Fantaisie)
9. Rag-Gidon-Time
10. Amanti senza Amore: Improvviso in re minore

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