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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

トルド・グスタアフセン・ライヴ・アット・ピット・イン 2011 9 4

2011-09-05 22:13:21 | サポート中、ライブ


トルド・グスタフセンのライブを告知された日に知り申し込んだら4番目だったので、一番前のトーレの目の前ピアノも良く見えるベスト・ポジションに座ることが出来ました。オクサンは寝れないからといいますが、トルドじゃしょうがないでしょう。

メンバーは、ECMの新作から女性ヴォーカルがぬけた4人、でこの女性ヴォーカルが好みでないので、今回嬉しい、トーレ・ブロンボルグを聞けるとは、トルド・グスタフセンが聞けるとはという感じです。





1曲目、トルドの繊細なフレーズからトーレのゆったりしたテナー、CDからの曲、ただしドラムス、ベースが生なので、アルバムよりJAZZ的、ピアノの音もシャープです。
2曲目もゆったりとした、ベースのアルコもやわらかい音、インリズムもドラムスがこれほど繊細に入るのかという感じ、テナーのメロディがこれ昔も書いたけど“心に聞いて”という感じです。
ピアノの音もトーレのテナーも段々と熱を帯びてきて、この辺がCDではつたわらない、ドラムスもしっかりエッジを効かせて気持ちが良い。
3曲目スパニシュ調のプロローグからアルバムの最初の曲、ハーモニーを確かめながら弾くトルド、弾き方がちょっとブラッド・メルドーに似ているのですね。
昨日壊れちゃったというかわいそうなギブスをつけたベース、でも低い音がピッキングがいい音です。ECMのアルバムの温度感を上げた感じです。
4曲目、トルドが鍵盤を強打しているのを知りました。
5曲目、トーレがソプラニーノかソプラノの曲がったのでモーダルなフレーズ、当然リズムが熱くなります。その後ピッチのしっかりしたベースソロはちょっと朴訥とした感じです。つづけてゴスペル調の曲に移りトーレのすごいタンキングで不思議な音をだしたりでオリエンタルな感じになりました、
7曲目はスパニッシュ調の曲1時間近くになるので、これは1セットだけだと解りました。
8曲目もゆったりとしたトーレのテナーでこれがセットの終わりでした。

すぐにアンコール1曲、鳴り止まない拍手にトルド一人が出てきて、ピアノ・ソロ、これでトルドを見に来た心もみたされて、とても良いライブで満足です。

トルドが意外とかわいい笑顔を見せたのはちょっと嬉しいような驚きです。

それではピット・インにいけなかった人におまけです。
とても柔らかい音がでるトーレの愛器です。

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JAZZな一日

2011-09-03 22:45:59 | サポート中、ライブ
東京JAZZというイベントの一度も行ったことがありません。
メインの組みあわせとお値段との兼ね合いがどうもいまいちなのです。
ただ吃驚するミュージシャンがこのときに来ていて、メインじゃなくて演奏している事を知りました。
そんな事と、ビル・エバンス・カフェというところで、ハクエイがピアノを弾くというので、一緒に見れたらと出かけてみました。
エバンス・カフェというのはこのようにLPが並んでいて、映像がながれていましたが、ずっとクローズでした。





カフェのほうは、早くにいって席も取っていたのでゆっくりとお昼もかねえワイン付きでいただきました。



タコライスというのはほとんどいただいたことがないのですが、なかなか美味しかったです。
そしてハクエイは類家さんのトランペットとのデュオ。

1グリーン・ドルフィン・ストリート
2フラメンコ・スケッチス
3ステラ・バイ・スターダスト
の3曲を演奏しました。マイクの具居合いで低音などが拾いきれませんでしたが、2曲目の選曲と、3曲目後半ではインタープレーの楽しさを見せてくれました。




その後東京フォーラムのほうに歩いていくと、JAZZが聞こえ出して、人々が思い思いに楽しんでいます。



着いたときにはアムステルダム・ジャズ・コネクションが演奏中、後ろのほうですがテーブル席にすわれました。
良い席が空くと次々に移動していったら、一番前の席まで行く事ができ、これだったマイク・ノックま楽しめそうです。

次のグループはミスインタープロテートというグループでこのピアノがなかなか良い、もう少し音が飛ばないところで聞いたらかなり良いと思います。




CDも打っているので見に行ってみれば持っていました。違うグループ名「TORIHTOMY」でかっていて、とてもよかったピアニストでした。

途中急に雨が降り出しましたが、一番前で屋根がありセーフ、神様が味方してくれました。
次はマイク・ノック、サウンド・チェック中にはマイクのオクサンと再会の挨拶ができました。
今年も日本に来ることができよかったそうで、ハクエイとは昨日会ったそうです。



舞台前にいす席が50席ぐらいあって、入れ替えでならぶのですが、私はそのすぐ後ろのテーブルなので並びません。
マイクの入れ替えでお供だちのカノンさんが入ってきましたが結局立ち見、再会の挨拶をこれもすることができました。
マイクはさすが弾き出すと音が澄んで通るのです。3曲目“サニーサイド”このようなロケーションで音が美しく流れるのはなぜなのでしょうね。
演奏後は隣の席に座っていた若者と言葉をかわしました。カノンさんがついこのあいだみた(話した)マルチン・ボシレフスキーや明日のトルドの話をしてえいたので、声を掛けてくれたのです。
名刺をいただいたら、ジャズ・ライターさんだそうで、今日のピットインで再会しそうです。

見上げれば雨から守ってくれた天井と緑が気持ちよく、翌日もあるので、最後のエンコさんはぱすして、ちょっと山野によって帰りました。


ということでこれからお出かけです。

コメント (10)
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逢いの地角  Cine Passion / Quadro Nuevo

2011-09-02 22:07:09 | 聞いてますCDいいと思う


Quadro Nuevoの3日目、アルバムタイトルの通りの映画音楽集。
1曲目、フェリーニの映画「道」から“ジェルソミーナ”は昔良く流れていた気がするけれど、聞く分野がそちらの方だったからか、久しぶりにこのメロディを聞きました。とても子供の頃にみて、ちっとも面白くなかったことだけ覚えています。
3曲目は「バクダット・カフェ」から“Calling You”アコーデオンの音がハーモニカに近く、アレンジもシンプル、途中からギターアドリブが入ります。
このアルバムはこのグループとしてもJAZZから一番遠い感じではないでしょうか。
9曲目にピアソラの「忘却」がはいっていて嬉しくなります。ついこの間もピアノソロできいたし、クンメールのバイオリンでも聴いた曲、ピアソラがヘンリー4世の舞台劇用に作った曲だったのですね。
その後がパコ・デ・ルシアの曲、ここら辺が一番たのしい。
13曲目の「スパルタカス」の“愛のテーマ”も多くのJAZZメンが取り上げていて、いい曲です。
このアルバムはJAZZからはちょっと遠いところに位置しますが、軽く聞き流せるアルバムでした。

さて「あいのじかく」だいぶ辛くなってきました。ちょっと限界です。
映画の題に逢いの字、実に多く出逢いますね。「めぐり逢う朝」とか「逢うときはいつも他人」とかそれで逢う。地角とはとても遠く離れているところという意味、なんか地の果てす。
地の果てと逢うこれで何とか映画音楽の題の様な、失礼。

Cine Passion / Quadro Nuevo

Quadro Nuevo:
Robert Wolf (guitar)
Heinz Ludger Jeromin (accordion)
Mulo Francel (clarinet, alto clarinet, bass clarinet, soprano saxophone, tenor saxophone, C-melody saxophone)
D.D. Lowka (acoustic bass)

Evelyn Huber (harp)
Pegasus String Quartet (strings)
William Galison (harmonica)
Andreas Binder (French horn)
Wolfgang Lohmeier (percussion)
Jose Morato, Montse Suarez (palmas)

1 Gelsomina ("La Strada")
2 Volver ("El D-A Que Me Quieras")
3 Calling You ("Out of Rosenheim/Bagdad Cafe")
4 Plus Fort Que Nous ("Un Homme et une Femme")
5 Der Wind Hat Mir ein Lied Erzahlt ("La Habanera")
6 Georgia ("The Gold Rush")
7 Arabesque-Main Theme ("Lawrence of Arabia")
8 Main Theme ("Zwei in Einer Grossen Stadt")
9 Oblivion ("Enrico IV")
10 Themes ("The Hit")
11 Sentimental Walk ("Diva")
12 Main Theme ("Jean de Florette")
13 Love Theme ("Spartacus")
14 Chi Mai ("Le Professionnel")
15 Running to the Church ("The Sixth Sense")
16 Un' Ora Solati Vorrei-Senza Fine ("Avanti Avanti")
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相の字画  Bongiorno Tristezza / Quadro Nuevo

2011-09-01 22:08:29 | 聞いてますCDいいと思う


Quadro Nuevoの2枚目、1999年録音のアルバム。
1曲目リード楽器を吹くMulo Franzl さん、この人のクラリネットかなり上手いと思います。
2曲目はフランスのセーヌ川のほとりに居るような感じ、行ったことないけれどミゼットって書いてあります。
3曲目はスパニシュに聴こえるけれど、ビギン・ナポリターナとなってます。
4曲目valseとあります、ワルツのことなんです。
5曲目がボサノバ6曲目がタンゴ、この曲“La Ultima”は聞いたことがあるような気がしますが題名がわかりません。
8曲目、この曲も知っています。思いつくのがLuigi Martinaleのアルバム“Caruso”でアルバムタイトルになっていたので思い出しました。大好きなアルバムです。
このように哀愁あるメロディ、相性が私にとてもいいのでしょう。
10曲目は良く知っている“男と女のテーマ”男と女も相性があるでしょうね。
相性を占う方法が姓名判断、なんかひさしぶりだけどやってみました。

私の総各は18画、我慢強く、困難に立ち向かう力を秘めているそうです。(立ち向かいたくない)積極的にチャレンジする行動力もあり、地道に自分の目標に向かって力をつけていくそうです。
個の力が生かせるような研究職や専門職、芸術家が向いているそうです。
ただし少し協調性にかけるところがあるそうです。
最期のところは合っているかもしれません。
良いこと書いてあるので載せましたが、今更これ読んでもどうしようもないところまできちゃっていました。

気になったのは今度一緒になった若い二人、それぞれの名前をいれてみればとても愛しあう二人で、名前の変わった後の彼女もとても整った字画になるそうで、「相の字画」はとても良い感じです。



Bongiorno Tristezza / Quadro Nuevo

Robert Wolf (guitar)
Heinz Ludger Jeromin (accordion)
Mulo Franzl (clarinet, saxophone)
D.D. Lowka (double bass)


1. Vol de Nuit
2. Flambée Montalbanaise
3. Buongiorno Tristezza
4. Valse pour David
5. Don't watch the Girls
6. La Ultima
7. Valse des Sylphides
8. Caruso
9. Mia Bella
10. Un Homme et une Femme
11. La Vida Del Senor Lorenzo
12. Lost Song
13. Für mich soll's rote Rosen regnen
14. La Muneca de Alcazar
15. Alfonsina y el Mar
16. Bonjour Juliette
コメント (2)
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