JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

こんな組み合わせもありました Paul Bley & NHOP

2007-08-29 22:20:57 | 聞いてますCDいいと思う
NHOPの持っているアルバムを聞き出すと幾つか続いて聞きたくなります。新しく発売された、ラストレコードを聴きましたが、こんな演奏もあるという一枚を聞いてみました。
あんまり得意とはいえないPsul Bleyとのデュオアルバムです。SteepleChaseで結構同じようにアルバムを出していたので、異色の組み合わせでしょうか。
1曲目ブレーの当時のアバンギャルドラインのピアノに対して、ペデルセンのベースも重くラインを作るあたり決して違和感はありません。ただペデルセンがこのような演奏もするのだという聞きものです。
2曲目はエレクトリックピアノを弾く曲ですが、昔を振り返って今だから思うのかもしれませんが、ポール・ブレイ、エレピをきわめてもいいような、とても繊細な音づくりです。ペデルセンはアルコで素晴らしく音程がいいことが確認できます。
3曲目は“CARLA”という曲は、結構聞いたことのある曲です。どこで聞いているのでしょうか、思い出せません。ペデルセンのウォーキングベースが基になるので、とても聞きやすい素晴らしい演奏です。
4曲目も聞いたことがあると思うのですが、ペデルセンのアルコをバックにブレーのピアノが真剣な表現をしていることが伝わります。
5曲目もペデルセンはアルコ、曲調な前衛的ですが、当時これぐらいは当たり前でした。
7曲目はベースのインプロ中心ですが、逆にこのようなのは今はいらない。7曲目はピアノとベースのしっかりしたインプロビゼーションで、ベース中心の曲、ペデルセンのこのような演奏演っていたと思う1曲です。
8曲目は落ち着いたインタープレーで、ピアノのハーモニーも大変オーソドックス、ベースラインもペデルソンの得意な感じで流れます。
9曲目の“Summer”もペデルソンはピッキングベースで、枠は外れませんから、聞きやすい感じで、ブレーのピアノがどのようにはじけるのかというのが聞き方になります。ペデルソンの力強いベースラインを相手に、少しはじけなければと思ってはじけています。
10曲目はエレピでこれは時代が反映して使われていると思いますが、このような音がいいと思うのは歳なのかもしれません。ただしここではブレーのピアノソロです。
この組み合わせなどは、現実的には、あまりピンときませんが、同じレーベルの二人を合わせてしまったらこれが思ったよりか面白くあがりました、という感じです。ペデルセンを聞きながら振返りましたが、少し変わったペデルセンもあったなと思う一枚でした。

Paul Bley & NHOP

Paul Bley piano
NHOP bass

1 Meeting
2 Mating of Urgency
3 Carla
4 Olhos de Gato
5 Strung Out [#]
6 Paradise Island
7 Upstairs
8 Later
9 Summer
10 Gesture Without Plot





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