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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

結論が決まっていない時 Lift! / Volker Kriegel

2014-01-30 21:04:21 | 聞いてますCDいいと思う


ウォルカー・クリューゲルはディヴ・パイク・セットで好きになったのだけれど、アルバムがすべていいわけではない。だけれどお店で見かけるとなぜか買いたくなってしまうのはなぜでしょう。

1曲目、エレピとエレべとドラムスのロック・リズムにエレバイオリンのメロディ、あのフォース・ウェーを思い出すサウンドです。ドラムスのジャズ・ロック・リズムが一番似ていいます。
ソプラノが入ってくるから、スティーブ・マーカスも絡んだ思い出です。
2曲目エレピとソプラノのジャズ・ロックは、ビートルズが解散した後の、ジャズとロックを同時にきいていたころを思い出します。
エレピのジョン・テーラーがかっこいい。バイオリンのZbigniew Seifertは知らなかったけれど、マイケル・ホワイトより好きです。
ベースを弾いているのはE・ウェーバー。
3曲目スチール・ギターに変わるとベースもアコベ、ここら辺も気持ちが良い。
4曲目アコベのウェーバーのバックでクルーガーのロックソロがこれが良い。
見かけると欲しくなってしまうのは、60年後半から、ビートルズが解散してしまって、そこにジャズとロックが混沌としだした、実は自分も混沌としていた、たぶんあの時の結論が決まっていない曖昧な時間を思い出すからなんでしょうね。

Lift! / Volker Kriegel

Volker Kriegel(g)
Stan Sulzman(ss,fl)
Zbigniew Seifert(vln)
John Taylor(el-p)
Eberhard Weber(b,cello,b)
Cees See(per)
John Marshall(ds)
Recorded March 5 - 10, 1973

1 Lift!
2 Three Or Two In One
3 Forty Colours
4 A Piece With A Chord From A Yorkshire Terrier
5 Electric Blue
6 The Lame Donkey
Cello – Almuth Schröder Ocarina, Piano – Eberhard Weber
7 Between The Seasons
8 Blue Titmouse





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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MPS (カノン)
2014-01-30 23:07:15
この頃のMPSって音もジャケもほんとに好みで、つい先日中古でみつけたWolfgang Daunerを買ったところです。

このアルバム、ピアノがJohn Taylorですね。先月発売になったソロ買われました?素晴らしいのでまだならぜひ。
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ありがとう (monaka)
2014-01-31 21:06:14
カノンさん、こんにちはmonakaです。
古いものと新しいものをうまく組み合わせて聞くというのは熟練の味ですね。
お知らせのテーラーのアルバムはCAMからのアルバムでしょうか。最初にテーラーを追っかけていなかったのであやふやになっていますが、ここの所きちんと聞くようにしています。
ところが買っていないので仕入れることになるでしょう。
情報ありがとうございます。

こちらからのおすすめですが、stefano battagliaがピアノを弾いて、dalla della portoがベースを弾いているzlatko kaucicというドラマーのアルバム「december soul」というアルバムがピアノとベースのやり取りが素晴らしくておすすめです。ちょっと古いのでもうお持ちかもしれませんが、年明けカノンさんの話題にない素敵なアルバムです。

明日記事にするつもりです。
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