JAZZ最中

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惚れこんだかも。 FROM BAKU TO NEW YORK CITY / Shahin Novrasli

2019-09-19 16:47:20 | 聞いてますCDおすすめ


5年ぐらい前にこの人のアルバムを取り上げて、とてもうまいんだけれどってあげたり下げたりした。
今回試聴したらとてもいい曲があったので久しぶりに買ってみた。
1曲目がなんとジョニ・ミッチェルの好きなきょくで、変に気張らない面白いアレンジでゆったり入れた。
2曲目がモンクの曲だけれど、見事な4ビートプレーがとても気持ちがいい。
3曲目バックのリズムがおちついたリズムで気持ちがいい。どちらもベテランで安定したリズムを刻むのも、このアルバムのプロデュースしているのがアーマッド・ジャマルだから、そこら辺の人選がピッタリだと思う。さすがジャマル翁。
4曲目は本人の曲で、非4ビートでリズとのインタープレーがとても効いて、この人42歳、一番いい時なのかもしれない。
5曲目はマイケル・ジャクソンの歌ったバラッドだそうだけれど、ピアノ・ソロの繊細な音運びが曲タイトルを見事に表現していると思う。
6曲目はガレスピーの”ソルト・ピーナッツ”軽快なドラムスとピアノ・テクがあのテーマを浮き出して面白い。
7曲目を試聴して買うことにした曲だったかな、東欧の民族調を基調にした哀愁曲。
8曲目はステラ、イントロからテーマへの移り方も見事、リズム隊がベテランなので落ち着いたアドリブを聞かせてもらうのも久しぶり。
9曲目は曲名からして悲しい、きっとこの国の人が書いたのだろう鎮魂歌と思われる曲。
久しぶりに全曲紹介になった。

バラエティにとんで、それぞれの変化に表現力にとみ、フレーズも小気味よい。アーマッド・ジャマルがほれ込んで発売したに間違えない。この人これから出が多くなりそう。


FROM BAKU TO NEW YORK CITY / Shahin Novrasli

Shahin Novrasli (p)
James Cammack (b)
Herlin Riley (ds)
2019年作品

1. Both Sides Now
2. 52nd Street Theme
3. Night Song
4. Shahin’s Day
5. She’s Out Of My Life
6. Salt Peanuts
7. Memories
8. Stella By Starlight
9. Cry Of Gulchura

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