
めったにしないけれどまるで知らない人たちのアルバムを買うことがある。JAZZの楽しさの一つの新しい発見をしたくなるからで、だからカンが当たるととてもうれしい。

どっかであったことがあるような人たちだけれどまるであっていない。イギリスの人たちで最近イギリスがとても頑張っている表れだろう。リーダーはちょっとマックスみたいなベーシスト。ソプラノ・サックスのワンホーン・カルテット、とても均整のとれたしっかりとリハした安定したアルバムに仕上がっています。
各人がそれぞれがいいいところで技量をみせて、3曲目ではドラムスがいろいろ仕掛けて面白いし、4曲目では美しいピアノのプロローグを聞かせるし、5曲目のアルコも、今の腕のある若者たちという感じです。
もちろんベーシストがリーダーでベース部分が普通より多いのですが、バランスも良い。
6曲目フリーの様に始まってフッと切り替わるあたりの感じもいいし、最後の曲も勢いがあって面白い。
と言うことでこのグループでアメリカに行かせてもデヴューさせたら面白い。
METTA / MATT RIDLEY
Matt Ridley: double bass
Jason Yarde: soprano saxophone
John Turville: piano
George Hart: drums
1 Music To Drive Home To
2 Lachrymose
3 Mental Cases
4 Strange Meeting
5 The Labyrinth
6 Mettã
7 Ebb & Flow
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