
ジェフリー・キーザーの新しいアルバムを買うのに送料がなしになるので付け加えた一枚。まるで知らないけれど、ショップの説明でこれを選んだ。
1970年3月の録音で、それもロンドンでのビック・バンドのライブ、店舗で見ても手はいかないけれどなぜか欲しくなった。
”ブリティッシュ・ジャズ史(英国ジャズ~ジャズ・ロック・シーン)に燦然と輝く伝説のジャズ・オーケストラによる70年のライブ音源。”とあったのでこれは聴いておきたい。
ドン・エリスのビック・バンドがフィルモアで餡そうしたのが1970年、イギリスでも同じような風が吹いていたのです。
ニール・アードレイという人が率いるニュー・ジャズ・オーケストラというのにロック・バンド”コロシアム”が加わったバンドのライヴのようだ。”コロシアム”は名前はきいたことがあるな。

ライヴだから、ライヴの雰囲気、1970年だから1970年の雰囲気、2曲目ドラムスはロックの叩き方だし、ベースラインもそう、ジャズ・ロックがあったなと、これは楽しい。
本日、オクサンもいないのでちょっと大きめな音にして10代に帰った気持ち。
3曲目、”.Shades of Blue”はビック・バンド・ハーモニーを追及する始まりで気持ち良い。知っている名前はマイク・ギブスぐらいだけど、ブリティシュ歴史があるのですね。
4曲目ギターはロックで初めて、歌声もちょっと聞こえて、テナーの舞台が目に浮かぶブレークが気持ちよい。この曲はジャック・ブルースの曲でした。
ネットにあったので張り付けておきます。
5曲目、エレベのソロがはいりますが、オアシスのトニー・リーヴス、このアルバム、オアシスとの合体バンドというのがとても大きな意味になったのでしょう。
ロック調の曲に続いては”naima”でハーモニーが心地よい。”nardis”と続いてこちらはjazzオケでペット・ソロなどがなかなか気持ちよい。
8曲目、”Study”ではBarbara Thompsonのソプラノ、 Harry Beckett,のペットがなかなかの熱演で当時の熱さ(ドン・エリスと同じ)を感じる。
そして後は熱、70年の熱を知らない人には残念ですが、あの熱がこのアルバムにありました。
NEIL ARDLEY'S NEW JAZZ ORCHESTRA CAMDEN '70
Bass Guitar – Tony Reeves
Directed By – Neil Ardley
Drums – Jon Hiseman
Guitar – Clem Clempson
Organ [Hammond], Electric Piano [Fender Rhodes] – Dave Greenslade
Soprano Saxophone, Alto Saxophone, Flute – Barbara Thompson
Tenor Saxophone, Clarinet, Bass Clarinet – Dave Gelly
Tenor Saxophone, Flute – Jim Philip
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Dick Heckstall-Smith
Trombone – Derek Wadsworth, Mike Gibbs*, Robin Gardner
Trumpet – Mike Davis (3), Nigel Carter
Trumpet, Flugelhorn – Harry Beckett, Henry Lowther
Tuba – Dick Hart
Vibraphone, Percussion – Frank Jellett
1.Stratusfunk
2.Tanglewood '63
3.Shades of Blue
4.Rope Ladder to the Moon
5.Dusk Fire
6.Naima
7.Nardis
8.Study
9.Rebirth
10.Ballad
11.Le Dejeuner Sur L'herbe
12.National Anthem & Tango
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます