
どっかで評判をみて欲しい、とおもていましたが、会えなかったたり、わすれたりで一年近くたったら、これは新品で出会いました。
Orengeというグループだとおもいますが、リーダーはドラムスのStig Rennestraumという人のようです。
ネット上かなり評判が良いので聴きたいと思っていましたが、なかなか会えないでいたらUNの新譜でありました。
2曲目ドラムスの繰り返されるリズムにピアノがイメージを乗せていく曲で、北欧のイメージがあります。
このグループ、ドラマーは知りませんが、ピアニストのヴィグレイク・ストラーフは一枚もっていました、“Subsonic”と言う彼のリーダーのアルバムでしたが、ちょっと考えすぎのところがあるような気がしました。
今回の演奏3曲目、とてもストレートで奏者の歌が表現されていてこれは良いのでないでしょうか。
あのリーダーアルバムは、ちょっと頭を使いすぎた環境音楽的なところがありましたが、この曲は牧歌的ストーリーがあるようで上手く納まった感じです。
7曲目、北欧に立つ一本の木は、それ自体確実に冷たい風にあっているのに、それを外から眺めると、とても美しい風景のような、ストイックで、美しいものを感じます。
持っていたアルバムはお別れしてしまいましたが、このアルバム、ベースとドラムスがしっかりしていて、とても上質です。
8曲目のベースソロとか落ち着いた雰囲気が出来ています。
9曲目も美しいメロディで、とてもいい感じです。
このピアニストはクラシカルな技量もあり、上手いとおもいます。
ただjazzとしてアクみたいなものは希薄で、e.s.tの荒々しい刃の感じとか、ヨーロッパに誕生しているe.s.tフォロアーなグループに比較して個性という意味で少し受けは弱いかもしれません。
決して悪いわけではなく、長い間待った分期待が高すぎたのかもしれません。
新しいアルバムが出たときにフレシュで会ってみましょう。
Implicity / Orenge
Vigleik Storaas (p)
Sondre Meisfjord (b)
Stig Rennestraum (ds)
Recorded by Audun Kleive Januay 3-5, 2006
1. Intro til Höstsaga
2. Höstsaga
3. Reggi
4. Liten sang
5. Implicity
6. Mold
7. Knusk
8. Midnattskyr
9. Svensk vals
Tore Johansenの"Rainbow Session"、
Vigleik Storaasのトリオ作"Now"も好きです!
このレーベル、外観のイメージがあるのはしょうがないとおもいますが、どうかなとおもっていました。
ucciさんが好きならTore Johansenの"Rainbow Session”聴きたいと思い出しました。
いいですね~探しにいってきます!
なかなかいいですね、マイスペとかなんだ?とか若い方はすばやく情報を仕入れますね。凄いと思います。こちらは亀のようにゆっくりといきまっす。