東横線、都立大学駅よりあるいて10分ぐらいのところにあるパーシモン・小ホールでハクエイ・キムのピアノ・ソロ・コンサートが行われた。

200名ちょっとの小さなホールとはいえ、前売りの段階で完売となっていて、2009年8月27日(丁度2年前だ)六本木のソフト・ウインズでのピアノソロライブのときはお客は約3人(別に入った外国人カップルはミュージック・チャージがあることをしらずに無料で帰っていった。)し、この都立大にある「Jammin'」という箱で2007年7月27日に行われたソロは12人でした。そのときの記事がこれです。
“素敵な人たちに会いました”
(このときお会いしたヨーコさんが今回もいらしていて、声を掛けて暮れました。奥さんと都立大なので、あの方は最近会わないねなどと話していたので吃驚いたしました。
ところがご挨拶いただいて返した返事が女性に対しては大変失礼なことを言ってしまいました。ちょっと持っていたイメージと替わられていて、表現を名間違えました。当時は体調が万全ではないようなお話も少しあったような、ですから、とてもお元気そうでというのが本意でした。これアドリブミスったで取り返しがつきません。すみませんでした。)
ちょっと横道にそれてしまいましたが、2年前と4年前の夏のソロに較べると随分凄いことになりました。
1時半に行って前から3列目、鍵盤の斜め後ろはベスト・ポジションで思った通りです。
ハクエイが年末にリリースするピアノ・ソロ・アルバムの録音12曲も2日前には済んで、今日はその曲も演奏するのでしょね。

舞台にスタンウェーが一台どんとあって、大きさは違うけれどキースみたいにピリピリ行きましょう。
1st
1 ニュータウン
まずはピアノの音がとても綺麗、叙情的なプロローグからニュータウンのメロディが徐々に形になっていきます。そのままインプロは少しダークな感じの後は高速のスパニッシュなハーモニー、高速パッセージはキースみたい、そしてテーマにもどって17分ぐらいのニュータウンでした。
2 ホワイトホレスト
ブルースの感じが入った感じではじまって、テンポをチェンジして速弾きになるところ、思わず掛け声したくなりましたが、まわりはとても静か、ここで声だしたら浮いてしまいます。
3 ユー・ドント・ウァット・ラブ・イス
ちょっとクラシカルな始まりで新曲かなと考えているプロローグが4分ぐらい続いたところでスタンダードユー・ドント
4 アンタイトルド
今度のアルバムにも入るという題名の決まっていない曲、ダークな感じで始まって、テーマに移ると優しく牧歌的なところもみせて、インリズムでハクエイだいぶ唸っています。
ソロになると没頭してくるのでしょうね。始まって45分できちんと終了。
2nd
1曲目 インプロヴィゼーション
フリーインプロヴィゼーションで10分ぐらい演奏してテーマにはいったら、これも知らない曲、完全に即興だったそうです。
2 ホワット・ディス・シング・コールド・ラブ?
スタンダードのいろいろなフレーズが織り込まれているような演奏で、ちょっと名前がわからないと思ったら、“恋とはなんでしょう”最期までわからなかった、ピアノに没頭するように唸り声大きくなっています。
3 アンダー・ザ・ブリッジ
オーバーザクラウドみたいな曲は、レッドホット・チリ・ペッパーズの曲だそうで、反復するテーマがポップだということがわかります。後半音のシャワーのように音の粒が流れます。
4 アンタイトルド
前にキースのコンサートのあと、指が10本でないみたいとハクエイと話したことがありましたが、このプロローグのハクエイの打鍵も何本指があるのか、相当練習をしたことが解ります。
2部になって、かなりキースのソロの取り方に似てきていて、この演奏に入るまで一言もMCありませんでしたが、それはこの曲をこのように没頭して弾くためだったのです。
これはすごい演奏で、これもまだタイトル未定だそうですが、どのように録音されているのでしょうか。
この新曲が済んだ段階で、ハクエイ時間の感覚をなくしていて、(たぶん曲数はきめていたのでしょう)残りの時間わかりませんがもう何曲か演奏すると始めての曲紹介とMCでした。
5 オールド フォークス
入魂の新曲の後は、ちょっと緊張がとけたのか、柔らかいタッチでスタンダードを、この開放感も必要です。
6 アンタイトルド
カントリーブルースのような曲、ここでも最後に振り絞るように最後の集中をしました。
2部は集中が増して、パターンを次々に変化させながら、緩急、ダークであり、牧歌的でありのハクエイの世界ができていました。
アンコール
映画「エビータ」からの曲“ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンチーナ”
正調に優しく、これまでのハクエイでは選ばないだろう、ちょっと違った甘い曲調、たぶんこの曲も新しいアルバムの彩り変化のために入れただろうなと感じる演奏でした。
とにかくハクエイがソロ・アルバム録音のために練習したことが、まざまざと感じられたし、アルバムとまるで違って演奏するような小技など使わなかっただろう白熱で、新しいアルバムの予想がついた意義あるコンサートでした。

200名ちょっとの小さなホールとはいえ、前売りの段階で完売となっていて、2009年8月27日(丁度2年前だ)六本木のソフト・ウインズでのピアノソロライブのときはお客は約3人(別に入った外国人カップルはミュージック・チャージがあることをしらずに無料で帰っていった。)し、この都立大にある「Jammin'」という箱で2007年7月27日に行われたソロは12人でした。そのときの記事がこれです。
“素敵な人たちに会いました”
(このときお会いしたヨーコさんが今回もいらしていて、声を掛けて暮れました。奥さんと都立大なので、あの方は最近会わないねなどと話していたので吃驚いたしました。
ところがご挨拶いただいて返した返事が女性に対しては大変失礼なことを言ってしまいました。ちょっと持っていたイメージと替わられていて、表現を名間違えました。当時は体調が万全ではないようなお話も少しあったような、ですから、とてもお元気そうでというのが本意でした。これアドリブミスったで取り返しがつきません。すみませんでした。)
ちょっと横道にそれてしまいましたが、2年前と4年前の夏のソロに較べると随分凄いことになりました。
1時半に行って前から3列目、鍵盤の斜め後ろはベスト・ポジションで思った通りです。
ハクエイが年末にリリースするピアノ・ソロ・アルバムの録音12曲も2日前には済んで、今日はその曲も演奏するのでしょね。

舞台にスタンウェーが一台どんとあって、大きさは違うけれどキースみたいにピリピリ行きましょう。
1st
1 ニュータウン
まずはピアノの音がとても綺麗、叙情的なプロローグからニュータウンのメロディが徐々に形になっていきます。そのままインプロは少しダークな感じの後は高速のスパニッシュなハーモニー、高速パッセージはキースみたい、そしてテーマにもどって17分ぐらいのニュータウンでした。
2 ホワイトホレスト
ブルースの感じが入った感じではじまって、テンポをチェンジして速弾きになるところ、思わず掛け声したくなりましたが、まわりはとても静か、ここで声だしたら浮いてしまいます。
3 ユー・ドント・ウァット・ラブ・イス
ちょっとクラシカルな始まりで新曲かなと考えているプロローグが4分ぐらい続いたところでスタンダードユー・ドント
4 アンタイトルド
今度のアルバムにも入るという題名の決まっていない曲、ダークな感じで始まって、テーマに移ると優しく牧歌的なところもみせて、インリズムでハクエイだいぶ唸っています。
ソロになると没頭してくるのでしょうね。始まって45分できちんと終了。
2nd
1曲目 インプロヴィゼーション
フリーインプロヴィゼーションで10分ぐらい演奏してテーマにはいったら、これも知らない曲、完全に即興だったそうです。
2 ホワット・ディス・シング・コールド・ラブ?
スタンダードのいろいろなフレーズが織り込まれているような演奏で、ちょっと名前がわからないと思ったら、“恋とはなんでしょう”最期までわからなかった、ピアノに没頭するように唸り声大きくなっています。
3 アンダー・ザ・ブリッジ
オーバーザクラウドみたいな曲は、レッドホット・チリ・ペッパーズの曲だそうで、反復するテーマがポップだということがわかります。後半音のシャワーのように音の粒が流れます。
4 アンタイトルド
前にキースのコンサートのあと、指が10本でないみたいとハクエイと話したことがありましたが、このプロローグのハクエイの打鍵も何本指があるのか、相当練習をしたことが解ります。
2部になって、かなりキースのソロの取り方に似てきていて、この演奏に入るまで一言もMCありませんでしたが、それはこの曲をこのように没頭して弾くためだったのです。
これはすごい演奏で、これもまだタイトル未定だそうですが、どのように録音されているのでしょうか。
この新曲が済んだ段階で、ハクエイ時間の感覚をなくしていて、(たぶん曲数はきめていたのでしょう)残りの時間わかりませんがもう何曲か演奏すると始めての曲紹介とMCでした。
5 オールド フォークス
入魂の新曲の後は、ちょっと緊張がとけたのか、柔らかいタッチでスタンダードを、この開放感も必要です。
6 アンタイトルド
カントリーブルースのような曲、ここでも最後に振り絞るように最後の集中をしました。
2部は集中が増して、パターンを次々に変化させながら、緩急、ダークであり、牧歌的でありのハクエイの世界ができていました。
アンコール
映画「エビータ」からの曲“ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンチーナ”
正調に優しく、これまでのハクエイでは選ばないだろう、ちょっと違った甘い曲調、たぶんこの曲も新しいアルバムの彩り変化のために入れただろうなと感じる演奏でした。
とにかくハクエイがソロ・アルバム録音のために練習したことが、まざまざと感じられたし、アルバムとまるで違って演奏するような小技など使わなかっただろう白熱で、新しいアルバムの予想がついた意義あるコンサートでした。
ホールでの初ソロコンサート、入りを心配していたのですが、満員で、ほっとしました。岩浪洋三さんのお姿も見かけました。
私の好きな「ニュータウン」はドンドン進化しています。始めはその街を歩いている目、次にそこで生活する人々、今回は、天空に浮かぶ街の姿を聴きました。
それぞれの曲に関してmonakaさんが的確に書いて下さって嬉しいです。ハクエイ君の音楽に対する変わらぬ真摯な姿を、今回も感じました。
次のアルバムも楽しみですね。
「ふっからして可愛いくなった」と解釈していたのですが、あれれれ、違いましたか?
次回、お会いできるのを楽しみにしています。素敵な奥様にも宜しくお伝え下さい。
では、また
お声をかけてくださりありがとうございました。お久しぶりです。
ニュータウン、ヨーコさんのおっしゃる通りどんどん変わっていきますね。
これからも変わっていくハクエイをみていてください。
お会いしたときの言動ですが、「ふくよかになった」というのは女性は気にする事もあり、適切ではないかという事でした。私としてはとても健康的で明るい感じという意味でした。
どちらにしても、これからも楽しく過ごしましょう。