JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ワーグナー料理 Siegfrieds OLE IN SPAIN

2016-01-28 21:53:35 | 聞いたけどCDどちらでも


スペインとJAZZがクロスするのが好きで、「パナ・ジャズ」とか「Pasajes/Passages"なんか大好きです。これもたぶんそうだと思って買ったらその好きな二つでもギターを弾いているヘラルド・ヌニエスがさんかしているのでこれは正解だろうと思う。ただ解らないのが、ジャケの左上になぜかワグナーのポートレートがある。



ジャケを開けばSPANISH SESSIONとあるからスペインのミュージシャンたちでしょう。



もう一つCLASSICAL SESSIONとあってオケがバックに着くのでしょう。



で始まってみれば確かにそうで、スペイン音楽(ジャズと言うよりかはトラディション)に成長はオーケストラがバックに着きます。
かなり本格的なオケが結構荘厳なアレンジをつけているので一寸違和感があるので不思議に思います。
こんなDVDが付いていて、そちらを見て理解できました。



LIERHOUSE PROJRCTとあってサブ・タイトルに「in touch with Wagner」とあってwelcome to CUBA,NEWYORK,SPAIN,BRAZILとあります。
これがジャケの理由でした。私ワグナーの音楽に親しんでいませんから良くわかりませんが、ワグナーの音楽を、ゴスペル調だったりビックバンド調だったり、ブラジル調だったり、それにワグナー調の荘厳なオケが絡むというプロジェクトの一枚のようです。
ですからオペラの荘厳な感じのアレンジのところにエレキ・ギターがはいってきてアンリャとなったり、スペインの陽気な漢字のティファナの感じに弦楽がながれているということが起こってちょっと混乱を起こすのです。
でこの混乱がこのアルバムの特徴ですから、聴き終わって思いついたのが、「ワグナー料理」。
クラシックの荘厳なワグナーをブラジルやキューバやスペインの土着の過程に放り込んで永い間時間が経つと、何とも不思議な味になって、元が一緒なのでそれらは「ワグナー料理」と呼ばれるようになる、なんてぐちゃとした頭は変なことを思うのです。

Siegfrieds OLE IN SPAIN

Backing Vocals – Dolores Garcia Salas
Flamenco Guitar – Gerardo Nuñez
Flute – Antonio Mesa
Guitar – Juan Cerro Ciudad*
Saxophone – Bobby Martínez
Trumpet – Jerry Gonzalez
Vocals – Concepción Balboa Buika*, Pasión Vega

1. Andalusian Fire vs. Pasión Vega (Featuring Rienzi) (Pasión Vega / Pasion Vega, Rienzi)
2. Carmen's Hope (Featuring Tannhäuser) (Gerardo Núñez / Gerardo Nunez, Tannhäuser / Tannhauser)
3. Branca's Dance (Featuring Siegfried) (Siegfried, Germán Diaz López / German Diaz Lopez)
4. Mother, Where Are You? (Featuring Siegfried) (Siegfried, Dolores García Salas / Dolores Garcia Salas)
5. Happy Witch (Featuring Lohengrin) (Lohengrin, Jerry Gonzalez)
6. Procession In Sevilla (Featuring Rienzi) (Pepe Rivero, Rienzi)
7. Worker's Dance (Featuring Siegfried) (Siegfried, Juan Cerro)
8. Gipsy Wedding (Featuring Lohengrin) (Buika, Lohengrin)
9. Requiem for the Sinners (Featuring Walküre) (Jelsy Heredia Figueras, Walküre / Walkure)
10. The Final In Madrid (Featuring Lohengrin) (Lohengrin, Gateway Symphony-Orchestra)

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