CHANO DOMINGUEZの音楽がすきなので、出会うと大抵買うこととなる。今回は一回り中にあったのがこちら。ANTONIO LIZANA というサックスプレーヤーとの共同名義で2021年リリースされている。こちらはCDが手に入った。
1曲目スパニシュの局長からカンテ、女性みたいに感じるけれどクレジットはANTONIO LIZANA だじゃらこの人カンテも演するのだ。フラメンコの場合男性のカンテもちょっと枯れた高い声でうたうのでこれは違和感はない。サックスのそろとめだつ部隊だろう。
2曲目ピアノバックにカンテから始まる。サックスの短いソロとピアノ、ベースのソロがつづくのはジャズ形態で聞いたことあると思えばブルーベックの” In Our Own Sweet Way ”おいおいと1曲目を確認すればホギー・カーマイケルの” Skylark”続く3曲目はサム・リヴァースの”Beatrice”これは注意しているからすぐわかるけれど、わかったとたんがこりゃおかしい。マイルス、サマータイム、ショーター、コルトレーン、モンクの”ラウンド・ミッドナイト”と超ジャズ有名曲をフラメンコのカンテを入れてやったらこうだロいう感じ。
ただし、見世物になっているわけじゃない。”Summertime ”カンテとバックのピアノ、サックスへの持ち替えは素晴らしい雰囲気になっていて、気持ちがいい。ドミンガスジャズとフラメンコの融合ということで素晴らしいアルバムの実績がある。
「FLAMENCO SKETCHES」
そのことも思って7曲目、コルトレーンの” Resolution ”を聴けばこれが真剣勝負であることがわかる。
といって、好みもあるので、万人にはとおもうけど、思い沿いこと大好きな人にはこれは受けると思う。
ESTANDARES / CHANO DOMINGUEZ
CHANO DOMINGUEZ piano
ANTONIO LIZANA saxo y cante
MARC MIRALTA bareria
MANEL FORTIA contrabajo
MICHAEL OLIVRA percassion on SKYLARK
1 Skylark 4:48
2 In Our Own Sweet Way 4:33
3 Beatrice 5:33
4 Four 4:21
5 Summertime 5:16
6 Ana María 4:46
7 Resolution 4:23
8 But Not for Me 2:14
9 Round About Midnight 7:08
10 All the Things You Are 5:31