JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ピアニストの手 Ornaments of Time / Tuomas A.Turunen

2019-02-15 16:40:27 | 聞いてますCDいいと思う


今年最初のおすすめとなったEmil Brandqvist trioのピアノが気にいったので、その人のソロを買ってみた。
息子さんと母親の思い出に捧げられたのだから、優しさにあふれるアルバムになるのは当然かもしれないけれど、そこに氏の息遣いがきこえるところただ優しいという演奏ではない。
昔、ウインダムヒル・レコードでジョージ・ウイントンのピアノが出ていたけれど、1回はいいもののすぐ飽きてしまう。
こちらツォーマス・トゥルネン(灰とダイアモンドの風呂井戸さんが、昨日記事にしていて、経歴等もそちらに詳しい)アドリブで弾いているところがあり、エモーショナルな息遣いやタイム感覚があって、そこがきれいだけのピアノと一線を隔している。
ちょっと飛躍すれば、キースのピアノ・ソロをめちゃめちゃ聴きやすくしたといっては怒られるかな。
ただアルバム・テーマがあるだけに、2曲のトラディショナルがアクセントになるとはいえ、ちょっと同じに感じるのは否めない。
Emil Brandqvist trioでのほうがジャズとしての展開があるのはしょうがないか。

風呂井戸さんが、このジャケ、なんでしょうと言っているけれど、そう言われてじっくり見てみました。
私には手のひらとピアノを弾く指を重ねた処理写真だと感じます。



Ornaments of Time / Tuomas A.Turunen

piano solo

01I Held Her Hand and Said Goodbye
02The Years
03Preludi
04Savotta
05After the Rain
06Fall
07Leaf in the Wind
08Lily and the Ladybird
09Varvindar Friska
10Enchanting Paths
11Sun-Run
12Tuonne Taakse Metsamaan
コメント
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