JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

贅沢な午後の時間

2017-04-06 21:40:23 | 大川美術館
オクサンの母上がなくなって3年になる。子供たちが集まって会をするのに実家に行きました。



夕方から祭事をおこなうので、昼はそば(ピカピカしている)でその後お墓の掃除をみなでしました。





オクサンたちは夕食の準備などですが、私は夕方までひま、この街にある贔屓の美術館で過ごすことにしました。特別企画展がこの日から始まりました。



まずは常設のものから、といっても展示物は結構変えてくれているから、そして行くたびにこちらの感受性もかわっています。今回気に入ったのは、中川一政の「椿とみかん」



清水登之の「兵隊と僧侶」



野田英夫はこのまえからあるけれど今回は目を引きました。「花と花束」「ブルックリン郊外」「ポキプシー」



そしていつも迎えてくれる松本竣介の「街」「婦人像A」「建物(青)」



難波田龍起の「顔」も今回反応しました。



土曜の午後でもここは貸切状態、ほぼ一人状態、ノイズレスのヘッドホンで教会のオルガンにチェロの演奏をききながら、なんども行きつ戻りつ楽しみます。



ここにお邪魔するときは、いつも撮影許可をいただいて、記録しています。もう何回か記事になっていて私としては楽しい企画です。ここからは今回の企画展、5人の画家のヨーロッパでの水彩を中心にした作品てんです。
まずは鈴木満(1913-1975)。



次が武田久(1921-1994)。



網谷義郎(1923-1982)は建造物の絵は一寸ストイック



木々を書いている方が良い感じです。



茂田井武(1908-1956)はグラフィック・デザイナーの走りみたいな素晴らしいセンスです。



鷲田新太だけは油だけれど、佐伯祐三を慕っていたってのにうなずきました。



ゆっくり観て、ソファーに座ってみて、ちょっと庭にでてみたりして何て贅沢な一人の時間を過ごしました。



6月まで催されていますので、一寸遠いですがお出かけください。






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