12月に入って本屋さんの平積みにリンカーン弁護士の新作が並んでいました。
なんだかクリスマス・プレゼントをもらったみたいな気持ちで読んでます。
読み始めて17ページめを書き出してみます。
ドアがひらき、ボッシュは振り向いた。ミッキー・ハラーが部屋に入ってきた。ボッシュは驚いて見直した。ハラーだとわからなかったからではない。二人は異母兄弟であり、ひとめで相手がだれだかわかった。だが、検事局でハラーを目にするのは、辻褄の合う光景ではなかった。
ということで、なんとボッシュが早くから登場し、リンカーン弁護士が特別検察官になって、判決破棄になった殺人事件を追及する話。
それでもう1行
たとえどんな困難であっても、阻止せなばならない悪が世にあるとボッシュはしっていた。子供を狙う殺人鬼はそのリストの一番上にある。
「わかった」ボッシュはいった。「加わろう」
法廷劇は意外な展開だけれど、それは読んでのお楽しみ。次も楽しみです。