The Forth Way / Mike Nock
・Mike Nock (p)
・Michael White (vln)
・Ron McClure (b)
・Eddie Marshall (ds)
1. Everyman's Brother
2. Clouds
3. Sparky
4. Bucklehuggin
5. Openings
6. Gemini Trajectory
7. Dance Of The Mechanical Men
8. The Sybil
1969年にこのLPを買って持っていましたが、今は手元にありません。
なぜかということは、以前記事記事に書きました。「海を渡ったアルバム」
私にとて、これはとても大きな出来事だったので、初CD化で再度手に入れたのを記念にもう一度記事にさせてもらいます。(って再度ってしたばかりか)
何が大きな出来事かというと、当時買ったLPを演奏している当人、マイク・ノックにプレゼントしたのです。それも6年前、アルバムは海を渡ってマイクに届いたのでした。
このマイク・ノックという人、カウント・ロック・バンドというところ弾いていた人で当時新しいJAZZを牽引する人でした。
そしてこの人、ハクエイ・キムの先生なのです。
2005年、キース・ジャレットのコンサート会場でハクエイとバッタリあったのが最初ですが、私がマイクのことを知っていたので、とても親しい関係になりました。
このアルバムをハクエイ・にプレゼントしたところ、マイクに贈りたいということになり、彼がセカンド・アルバムを録音しにオーストラリアに渡豪するときに、レターと共に持っていっってもらったのでした。
その後マイクが日本に演奏に来たときには親しく、挨拶もできました。
まるで天使がいたずらしているような楽しいことが続いているのです。
手元に正式な音源がなくなっていたのですが、今度999円という値段でリイシューされましたので、再びわが手にしたのでした。
アルバムの方43年後の現在きいても、とても新鮮な驚きがあります。
もちろん、ベースのラインとか今ではエレベを使って別な音付けになるでしょうが、ジャコの出現前の演奏ですかそこら辺は現在とは違います。
ところがバイオリンの使い方の新鮮さとか、エレピとのインプロなど今聞いてもウキウキするのものです。
チャールス・ロイドと来日公演で大好きになった、ロン・マクルーアのアコベもとても良い音です。
きっと、海の向こうでCD化を聞いてマイクも喜んでいるでしょう。
マイクこのこと知っているのでしょうか。アドレスがわかっているのでメールしてもいいのですが、英語が面倒なので、弟子のほうにメールしておきました。
「今度会うとき見せてください」(聞けるようにしてくださいという意味です。)と返事がきていました。
なかなかピッタリ来るライブがなくて、チョット先になるけれど準備しましょう。