ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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勝間和代さん「自分ナビ」宣言: 宿題とテスト

2008年05月05日 08時37分18秒 | Weblog
朝日新聞土曜版beの「「自分ナビ」宣言」で勝間和代さんが、自分に宿題とテストを設定して、学ぶ環境を作るといいですよと書いていらっしゃいます。

これを読んで考えたのは、学生さんや若いサラリーマンなど、努力がすぐに評価(成績や給料)に反映される立場の人は実行しやすいということです。

難しいのは、上記にあてはまらない、どの方向に、どのように努力したらいいか迷っている人がたくさんいるということです。

勉強が仕事上の評価につながらない人、定年退職をした人、専業主婦の人、子育てがひと段落したりした人で、何か努力をして自分を変えたり、向上させたりしたいと望んでいる人は大勢います。

その気持ちやエネルギーを、何に向けて、何に一生懸命になればいいのか、自分でも決めかねている人のために、受け止めて、それを生かす機会が望まれているように思います。

資格や検定が喜ばれているのも、努力を目に見える形で示してくれるところが、嬉しいのだと感じます。

これからも、その需要は増えると考えられるので、何かいい方法が見つかればと思います。

勝間和代さんは、5月11日(日)に「情熱大陸」(TBS)に出演され、講演やネイルサロン、子供さんとディズニーランドへ行く様子、自転車移動のことなどが見れるそうです。

『大原さんちのダンナさん』

2008年05月05日 08時06分14秒 | 本、雑誌
昨日の朝日新聞の書評欄で、「5月病対策 会社行くのヤダなぁと思ったら」という見出しで、うつ病を扱ったりした4冊の本が紹介されていました。

大原由軌子さんの『大原さんちのダンナさん』文芸春秋、2006年も、神経症の旦那さんと結婚した話なのを思い出しました。

この本のいいところは、
①マンガなので、神経症が絵入りで説明されていて、理解しやすい
②神経症を持ちながらも、薬でコントロールし、終わりには子供2人を持ち、家庭生活をバランスを取って営んでいる  ところです。

大原さんは、4年間付き合った人と28歳で別れたところで、現在の旦那さんとゲイバーで出会います。

旦那さんは、パニック発作を起こす「パニック障害」や「視線恐怖症」等、神経症っぽい行動がある一方、料理が上手で、掃除上手、子供や動物に好かれる人です。

飲み屋へ行くと、知らない人におごってもらったり、初対面の人とリコーダで合奏したり、ゲイの人におこずかいをもらったりしています。

「神経症」と聞いてイメージする人とだいぶ違うようです。

著者がイラストレーターで、旦那さんのことを描くと、日常生活を見ているうえで描くので、非常に説得力があります。

しかも、愛情を持って見ているので、例えば、鍵を閉めたか不安になるケースでも、携帯写真を撮って確認しようと提案して解決する等、暖かい、よい方向へ話が展開します。

一番いいのは、最後に旦那さんとそっくりの息子さん(誕生日も同じ)が出てきて、子供を持った家庭生活まで可能なことが分かり、今では息子さん2人を旦那さんが保育園に送り迎えしているということでした。

神経症の家族を持つ方や、自身が神経症の方には、読んで励みになるでしょうし、神経症を知らない方には、その世界を知るきっかけになるのではと思います。