ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル

2014-04-29 12:14:41 | ニューオーリンズ
4月25日から5月4日、ニューオーリンズでは恒例のニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテイジ・フェスティヴァル、通称ジャズ・フェスが開催されています。昨年に引き続きメインステージの大トリを務めるトロンボーン・ショーティをはじめ、アラン・トゥーサン、アーマ・トーマス、ギャラクティック、バックウィート・ザディコ等、地元ルイジアナ/ニューオーリンズのアーティストはもちろん、エリック・クラプトン、ブルース・スプリングスティーン、サンタナ、ロバート・プラントなどレジェンド達から、フィッシュやストリングチーズ・インシデット辺りのジャム・バンド、さらにアーケイド・ファイア、ヴァンパイア・ウィークエンド、アラバマ・シェイクスなど旬の若手まで、ロック勢も充実した、まさにニューオーリンズが誇る、世界的音楽フェスティヴァルです。

現在、前半3日間が終わったところ。今年は残念ながら手頃に観れるネット中継はありませんが、地元ラジオ局WWOZの生中継はあります。と言ってもジャズ中心なので、メインステージやロック系はほとんど中継されないマニアックな内容ですけどね。しかも時差の都合上、日本では深夜から早朝にかけてなので、なかなかリアルタイムに聴くことは出来ませんし…。ちなみに私は録音しておいて、後からゆっくり聴きました。

それでもタイムテーブル観ながらニューオーリンズに思いを馳せつつ、録音したライヴ音源を聴くのというのは、なかなか極上のひと時なのであります。マニアックとは言え、グレゴリー・ポーター、トレメ・ブラス・バンド、ジョン・ブッテ、プリザベーション・ホール・ジャズ・バンド、デルフィーヨ・マルサリスなど、なかなか豪華な中継でした。特にジョン・ブッテは嬉しかったですね~。お馴染みの「At The Foot Of Canal Street」とか、「Treme Song」とか、最高でした。ナット・キング・コールの「Straighten Up And Fly Right」やルイ・アームストロングの「Someday You'll Be Sorry」辺りのスウィンギーなカヴァーも良かったですし、意表をついたところでシンディー・ローパーの「Time After Time」!!これが素晴らしかった!


あとマルサリス一家の三男坊、デルフィーヨ・マルサリス(trombone)。彼のプレイが素晴らしかったのはもちろんですが、バックにはダーティ・ダズン・ブラス・バンドのロジャー・ルイス(baritone sax)がおりまして、がっつりと「Dirty Old Man」を決めてるところに思わず興奮してしまいました。こういうサプライズもジャズ・フェスならではですよね。





ジャズフェスの動画もいくつかYouTubeに上がってきています。


Robert Plant - Rock and Roll - New Orleans Jazz Fest 2014
http://www.youtube.com/watch?v=AZssiD1Ny9c

Eric Clapton with Crossroads@JazzFest 2014 New Orleans
http://www.youtube.com/watch?v=YIoBRU0A648

Honey Island Swamp Band@JazzFest 2014 New Orleans
http://www.youtube.com/watch?v=TA3lrBLd66U




さて、後半は5月1日からスタートです。楽しみですね!!

ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァルの公式サイト→http://lineup.nojazzfest.com/

WWOZのライヴ中継情報 Live Event Broadcasts。いずれジャズフェス後半の中継スケジュールも発表されるはず。→http://www.wwoz.org/programs/live-events