ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

サマーソニック!!

2010-08-11 20:50:02 | フェス、イベント
いや~、野外のスタンディングで観るスティーヴィー・ワンダー、本当に素晴らしかったです! ま、その話はまたおいおい書くとして、今回はとりあえず個人的サマソニ・レポを駆け足で。

8月7日(土)
この日はチケットを買ってないのでビーチの雰囲気だけを味わいにぶらぶらと。いわゆるタダソニ。その前に妻が観に行っている新木場の「情熱大陸」の雰囲気をちらっと覗いたりしながら、3時頃にサマソニ会場に到着。速攻でビーチ・ステージへ。たむらぱん~クラムボン~GIRLS~TAHITI80 と、もちろんビーチ・ステージの柵の外で、土手の斜面に寝そべったりしながら、まったりと堪能しました。原田郁子の歌声に痺れ、ガールズの発するノスタルジーに酔う。そしてタヒチ80が素晴らしかった! 夕暮れ時から暗くなる移ろいはビーチ・ステージが最も美しく映える時間帯。そこにタヒチ80の美メロとポップセンスがまた良く似合うんですよ! もう、最高の雰囲気で盛り上がりましたね。柵内の熱気も凄そうでしたが、土手の付近では大勢のタダソニ組が幸せ一杯にバカ騒ぎしてて、なんかそんな空気が最高に気持ち良かったです。そしてトリのイールズも観たかったのですが、翌日の本番に備え、電車が混まないうちに帰路につきました。


8月8日(日)
噂の神聖かまってちゃんを観たかったのですがまったく間に合わず、それどころかケイナーンすら始まってしまった頃、ようやくマリンスタジアムに到着。体力温存のためゆったりとスタンド席から眺めることに。結局ケイーナーンは最後の2曲しか観れませんでしたけど、かなり良かったです。その歌声にはヒップ・ホップ以上にアフリカの土っぽさ、そしてトロピカルな感じもあって、昼の野外にもってこいな感じでしたね。最後の曲ではゲストのAIが登場して大盛り上がりに。でもAIの登場前後であまりにも観客のテンションが違いすぎてちょっと違和感を覚えたりも…。

次のジェイソン・デルーロのいかにもな男性R&Bはちょっと私の好みではないので途中で退散。そしてシーサイド・ヴィレッジへ。いわゆるサマソニ版のキャンプ・サイトですね。ここはサマソニの中で唯一時間がゆっくり流れている空間。芝生があってハンモックが揺れていたり、かなり良い雰囲気。そこのオープンカフェ「美浜茶房」でナシゴレンを食べる。これが旨い!半熟の目玉焼きにジューシーな唐揚げ! 肉がたっぷり入ったイタ飯も最高! 食べてる途中でステージから植村花菜のライヴが聴こえてくる。サマソニであることを忘れてしまうようなゆったりとした良い雰囲気。彼女のステージをしばし堪能したあと、シャトルバスで幕張メッセへ。

FANFARLO~THE DRUMS~SURKIN~MICHAEL MONROE とつまみ食い。FANFARLOやTHE DRUMSといった今時のひねくれたロックバンドより、SURKINの分かりやすいダンス・ビートの方が個人的にはテンション上がりましたね~。ず~と踊っていたい気分でしたが、マイケル・モンローを観たかったのでマウンテン・ステージへ移動。若い頃大好きだったマイケル・モンローの衰えないロックン・ローラー振りに感動しました。そしてハノイ時代の曲はやはり格好良かった! 真っ赤なサックスを吹くマイケルの勇姿もセクシーでした!

マイケル・モンロー終了後、シャトルバスでマリンスタジアムへ。ア・トライブ・コールド・クエストをスタンド席から眺め、テイラー・スウィフトからいよいよグラウンドへ。テイラー・スウィフトはですね、とにかく可愛かったです。特に声が。歌声はもちろん、MCで喋ってる声も可愛いんですよね~。しかしサウンドやステージアクションなんかは案外ロック的だったりもして、ロングの金髪をまるで獅子のように振り乱しながら歌ってましたね。でもどんなに激しく動いても決してダーティーな雰囲気にはならず、清々しい清涼感を保ち続けてる。衣装もギターもラメラメなのに清潔感に溢れてる。歌もCDやテレビより断然聴きごたえがあって良かったです。

そしていよいよスティーヴィー・ワンダーですが、その最高のステージにつきましてはまた次回。