ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「自分でなんとかしてもらえれば・・・」

2021-08-02 23:57:34 | 思うこと
昨日の記事の続きです。

「やるべきことさえ、やってくれれば・・・」

我が家の場合は「学校にさえ行ってくれれば・・・・」でした。
今は社会人ですので、「仕事さえしてくれれば・・・」です。

ケン太は止まってしまったら動き出すのが大変なので、
動きを止めないこと。
これが一番、大事だったと思います。

学校に行けば行ったで、問題が起きることもありますが、学校に行っているからこその問題なんですね。
課題を提出しないとか
でも、そもそも不登校でずっと家にいたら、課題が出ているこさえ知らなかったりします。
知っていても、家にいる限りやらないので。

学校に行っていないと、課題を出すこともないということです。
学校に行っていれば、出す可能性はある・・・・かな(笑)


主人が言っていた

「勉強さえしてくれれば・・・」

多分、どの親もそう思うと思うんです。

我が家なんて、「勉強さえ・・・」でなく、「勉強させなきゃ!」と、
それが親の務めとばかりに、ケン太の前に常に美味しそうな人参ぶら下げて、走らせていましたから。

塾を休む→暴言、暴力、家出→不登校・・・という結末を迎えてしまいました。

ケン太のように、バーンアウトで勉強のやる気を失い、成績もガタ落ち。
それが原因で学校に行く意欲も失い、登校が不安定になってしまう場合もあります。

その時に、どうしたら以前のように、やる気を出してくれるのか。
多分、そう思われると思います。

でも、そもそも勉強というのは本人の問題なんです。

「勉強さえしてくれれば・・・」

というのは子どもの問題に親が立ち入ってしまっています。
いつまでも子どもは自分の問題だと自覚できないかもしれませんね。
そう願うということは、親が手を離したら、途端にやらなくなるというのが見えています。

勉強のモチベーションが上がらないから学校を休んでしまう子。
同じく、課題が出来ないから学校を休んでしまう子がいます。

それは「勉強はやるもの」「課題はやるもの」という親の固定観念があると、
出来ないとそこから逃げたくなるのだと思います。

ケン太もそうでした。
だから問題が起きました。

勉強しようがしまいが、課題をやろうがやるまいが、平気で学校に行っている子はいます。
先生に怒られるくらいだろ?的な、大物感、漂せている子。

出来ないからと逃げてしまう子と、出来なくても堂々としている子と。
どっちが要領よく、世間を渡っていけるのでしょうね。

課題を提出しなければと思うなら出す。
やらないのなら先生に叱られる覚悟で学校に行く。
叱られたくはないから、友達に見せてもらって提出する。

つまり、自分でなんとかすればいいのだと思います。

「勉強は自分でなんとかしてくれれば・・・」ですね

自分でとった行動は自分に返ってくるので。
気づきはあるはずです。
それも経験してもらいましょう~


あの~決して、それを推奨しているわけではありませんからね
もちろん、自分でやった方がいいですから。

でも、やらないからと言って、どうにかしてやらせようというのは違うと思うので。
あくまでも、やるやらないは子どもの問題。
ヘルプを出されたらその時は協力する。
相談されたら相談にものる。

決して、放置ではないです。

親はそんな姿勢で見守っていていいのではないかと思います。




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