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阪神淡路大震災から29年

2024年01月17日 | 今そこにある危機


2024年1月17日、阪神・淡路大震災から29年。
今年は元旦から能登半島にまさかの大地震が…。
風景が一瞬で変わってしまった被災地…。
そこに住む人々が困り果て疲労困憊している姿が…。
全容もまだ把握出来ていない…。
大震災を経験して29年を経てもまだ、
迅速に手を差し伸べることが出来ないなんて…。
空しく時間が過ぎていくばかり…。
避難所になっている体育館の様子をニュースで見ると、
仕切り板すらない…プライベート空間はゼロ。
布団を敷いての雑魚寝生活…。
段ボール型のベットの備蓄は…。
ペットボトルの蓄えは…。トイレの用意は…。
阪神淡路の後、東日本大震災も経験しているのに…。
これが現実なのか…。
大惨事の後に、必ず出てくる“想定外”という言葉。
それでも、考えてしまう…。

今回思い知ったのは、
家庭内にどれだけ防災グッズを用意していても、
家が壊れてしまったのでは、
自治体に頼るしかないのだ。ということ。

地震は明日来るか、10年後なのか。
全く予想がつかないのだから、限られた予算は、
“目の前の大事なこと“へ。主に少子化対策へ。
でも、一度(ひとたび)非日常になってしまったら、
“目の前の大事なこと“がガラリと変わってしまう…。
この国は恐ろしいことに、地震大国なのだ。
それを忘れてはならないのだな…。

人命、道路、電気、ガス、水道、ゴミ収集…
今、様々な業種の人達が、
必死に立ち向かってくれているけれど、
10年後、15年後にまた大地震が起こった時に、
プロフェッショナルな人達を、
どれだけ確保出来るのだろうか…。
被災者ももっと老人が多くなってしまう…。
自力で避難生活立を送れる人は、
どれくらいいるのだろうか…。
ケアが必要な人はどれくらいになるのだろうか…。
この国は高齢者大国なのだ。
その事も忘れてはいけないのだな…。

能登半島の方々が、
少しでも早く落ちるける日が来ることを願うばかり…。
今日は例年にも増して深く首を垂れる鎮魂の日…。

4 コメント

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Unknown (やたけたの熊)
2024-01-17 06:55:28
阪神淡路大震災でいちばん困ったのは1ヶ月間の断水でした。トイレ用の水です。1時間並んで給水車から18リットルポリタンク2個に水をもらってきました。エレベーターも止まっているから4階の自宅まで運びました。そしてトイレのタンクに入れたらポリタンク1個半も!私たちメチャ水を使う生活をしているのですね!
とても生活できないと避難しました。

中国の震災をニュースで見ていたら3日後には被災地にテントがたくさん張られていました。災害のときのために用意しているとか。日本でもそんな機敏な対応はできないのでしょうか。地震列島なんですから。
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Unknown (かしまし娘)
2024-01-17 11:52:14
やたけたの熊様
そうでしたか!29年前はまだ若くて、4階まで階段を上がるのも大丈夫だったんですね。
それにしても、そんなにトイレに水が必要だとは!!知らんかったぁ!
避難ですか…。大変でしたね…。1ヶ月も断水…ぅぅ。
震災から1年経った頃、阪急今津線に乗った時に、西宮北口近辺が更地なのを見て、泣きそうになりました。

東日本大震災の時に、会社の男性で、千葉だったと思いますが、断水していてマンション暮らしだから大変。
と言っていたのを思い出しました。

中国よりも日本の方が、地震の回数は多いですよね。それなのに…。マジでしっかり備蓄してもらいたいです。
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Unknown (mize.24653)
2024-01-17 13:54:00
前略、失礼します。

今回の能登の地震、阪神・淡路大震災と、すごくだぶるところがあって考えさせられました。

関西は、ここ数年か十数年のうちに必ず南海トラフ地震がくると言われていて、私、以前、人相手の仕事してたので、毎月のように、津波も想定した避難訓練、行ってました。
でも、避難したあとのことは、正直あまり考えてませんでした。
各自治体は、安全そうな所とか、学校など、避難所になりそうなところに、備蓄を置いてはいますが、足りてないと思います。
まして、トイレとか、個人スペースの確保とかまで手が回ってない。

今回、関西広域連合で、相談して、ここの県は〇〇に水を、この府は〇〇とか、相談、手分けして備蓄を送っているようですが、足りてなさそうです。

別ものとは、思うけど、万博の費用、回せばいいのにと思います。

はっきり行って万博の行われる夢洲は、地震起こったら、一発アウトです。海抜低くくて、津波の被害をもろに受けます。あの辺りで、なんとか大丈夫なのはUSJだけだと聞きました(なんか、特別な防波堤みたいなのが、あるらしい)

長文失礼しました。
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Unknown (かしまし娘)
2024-01-18 12:00:57
mize.24653様
お久しぶりです!コメントありがとうございます。長文大歓迎です♪

毎月のように避難訓練を!それは大変でしたね。でも何度もやらないといけないものなんですよね…。
会社なんて1年に1回…いや、2回か。しかやりません…ぅ。

避難した後…。そうなんですよぉお。しっかり考えてみると、絶対に備蓄が足りませんよね。
首都圏だって…。会社でも数日分しか備蓄していませんし…。断水用の水の備蓄なんて聞いたことないし…。
特に、今回の様に陸の孤島になってしまって、支援物資や人手が届かない場合を想定しておかないといけないということですね…。

そうなんですね…救援物資も…。

ほんとほんと!同じお金を使うなら、万博なんかより、震災関連に回して欲しいですっ。

夢洲は海抜低いんですね…埋め立て地だし…。天災が起こった時にどんな被害が起こるのか…。
万博の後はIRで賑わう手筈になっているわけでしょう…。常に人がわんさかいるだろうし…。未来は誰にも判りませんが…。恐いですね…。
関空だって創る時に地盤に不安が…。
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