アッパレじゃ!

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2018年03月19日 | ミュージカル・ダンス・舞踏



友達が招待券を貰ったというので、
引っついて行きやしたぁ。 

2018年2月23日(金)
シアタークリエ 19時開演 15列上手

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ある家族の悲喜劇
■原作:アリソン・ベクダル
■音楽:ジニーン・テソーリ
■脚本・歌詞:リサ・クロン
■翻訳:浦辺千鶴
■訳詞:高橋亜子
■演出:小川絵梨子
■出演:
アリソン(漫画家) 瀬奈じゅん
 ブルース(アリソンの父) 吉原光夫
アリソン(大学生時代) 大原櫻子
ヘレン(アリソンの母) 紺野まひる
 ロイ(ブルースの愛人) 上口耕平
ジョーン(アリソンの恋人) 横田美紀
アリソン(小学生時代)Wキャスト 笠井日向 龍 杏美
クリスチャン(アリソンの弟)Wキャスト 楢原嵩琉 若林大空
ジョン(アリソンの弟)Wキャスト 阿部稜平 大河原爽介 

アリソン・ベクダルの自伝的なグラフィック・ノベルを原作に、
葬儀屋を営むある家族の悲喜劇を描いた話題の
最新ブロードウェイミュージカル。
 父が自殺した時と同じ年齢の43歳になったアリソンの回想を軸に、
少女時代、父が自殺する前、その後の3つの時代を行き来し、
父の死の理由を探る旅を休憩なしの一幕で送る。

2015年のトニー賞で
ミュージカル作品賞を含む
主要5部門を獲得!
ってことでさすがにイイ!
んだけど…。 



家族の物語。
一見普通に見えてはいる。
けれど…
父は同性愛者で…。
この物語の主人公である
娘もまた同性愛者…。
思わぬ展開にウピョォオ! 

葬儀屋という父の職業と、
ペンシルバニアという土地柄に、
何か秘められた意味とか、
独特の情景が
あるのかもしれないんだけど…
アメリカ人ならビビビっ
とくるのかもなんだけど…。
うぅむぅ…。 

家族の中の2人が、父と娘が、
セクシャルマイノリティ
しかもそれを、
娘が自覚したのが大学生。
そうして父のことを知るのも、
大人になってから…。 

娘の回想録になってるから、
ちっこい頃は子役が演ってる!
ミュージカルだから歌って踊るっ!
これがイイ! 

客席に子供がチラホラいて、
何故?
って思ってたんだけど、
これでガッテン!
それにしても…
この作品テーマは、
ちょいとハードルが高いのでは…。 

私は前のめりにはなれず…。
気持ちが上滑っちゃうんだよね。
こういうテーマだと…。 

瀬奈じゅんをヅカ退団後
初めて観たっっ。
Gパンを履いて、
ボーイッシュなんだけど、
ちゃんとした女優だぁああ。
歌も高音の伸びが綺麗だぁああ。 



紺野まひるちゃんがステキ♪
影のあるお母さん役。
ピアノも弾いちゃう。

休憩なしの100分!
クリエでは珍しいだろうね。
私には丁度良い長さだったよ。 

演出は小川絵梨子
新国立劇場で演出する機会が多いから、
いつかは観劇するかも。
と思いながらも縁が無く…。
新国立劇場
新しい演劇芸術監督なんだよね。
だから今年あたり…
それがシアタークリエで体験するとは!

作者が描いた自伝的な漫画が、
ロビーにズラリ!
よく判らないまま、パチリ! 



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<東京>シアタークリエ
2018年2月7日(水)~26日(月)
<兵庫>兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
2018年3月3日(土)~4日(日)
<愛知>日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
2018年3月10日(土) 

偶然、ブロードウェイ版を見つけた。
ウワッ。雰囲気が違うぅ。
  ↓
ブロードウェイ版