アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

アガサクリスティーだ!ミスマープルだ! パディントン発4時50分

2018年03月23日 | 



アガサ・クリスティーワールドに
浸ろうと思ってさぁ、
そして誰もいなくなった』を
読もうと思ってたりしたんだけど… 

パディントン発4時50分
原書:4:50 from Paddington
著:アガサクリスティー
翻訳:松下祥子
出版:ハヤカワ・クリスティー文庫
刊行:2003年

価格:928円(税込) 

本屋さんへ行ったら…
アラ!表紙がステキぃいい♪
これ!題名知ってるぞい。
ドラマで観たぞい。
ミスマープルだよね!
レジへダ~ッシュ! 

ある女性が、
殺人事件を目撃するんだけど、
いまいち信用されないんだな…。
何故なら!
彼女はお年寄りだし、
乗ってた列車の中。じゃなくて、
擦違った列車の中で
起こった殺人を見たんだって。
窓越しにね。
しかもほんの一瞬の出来事…。

しかぁし!
目撃者の友達は信じた!
だたのお婆ちゃんではないのだ、
ミスマープルなのだぁぁあ!
パチパチパチ♪ 

友達が親戚の家へ旅立った後、
マープルは本格的に行動を開始! 

ミスマープルが登場する本を
初めて読んだ!!
謎解きも面白いし、
事件とは無関係な様に見える
描写にも、惹きつけられたよ♪ 

事件を目撃するお婆ちゃんが、
クリスマスプレゼントを、
ロンドンに買い出しに来たことや、
駅の混み具合や、1等車両のこと。
ドラマを観てるだけじゃぁ
見逃しちゃうよぉお。
時代背景が、さり気なく
織り込まれてるのねぇ♪
後、この老人達の世代の
”義務を果たす”という意識ね。

いやぁ、観るのも楽しいけど、
読むのも楽しいなぁあ♪ 

ミスマープルは、
忙しく頭を働かせるんだけど、
身体はチャッチャと動かなぁい。
そんな彼女に代わって、
フル稼働するのが知り合いの
スーパーメイド!ルーシー!
なんでもかんでも出来るんだぁああ。
お給金もムッチャ高いんだぁああ。 

あ、ミスマープルは甥っこも利用して、
地図とか土地の情報なんかを貰ってたね。
あ、自分でも列車に乗り込んで、
検証してたね。
で、死体の在り処の見当をつけて…。 

クラッケンソープ家の
メイドになったルーシーは、
その指示に従って…
死体に繋がるものを見つけた!
マープルの予想が大当たり!!
ルーシーはその後も探索を続けて…
死体を見つけたぁああ!! 

さぁてぇ、犯人は誰っ!
え、あ、ドラマは
観たことがあるんだけどねぇ。
私ったら、オチを直ぐに
忘れちゃうもんでねぇ。
アハアハ 

ルーシーは、
館の主やその息子達から
熱い視線を注がれて…。
だってぇえ、
料理の腕前もピカイチなんだもん。
でもでも!
その中に犯人がいるのかもよっっ。 

ミスマープルが想像した通り…
ラストは大~ドンデン返~し!!
まさかまさかのォォオ!!
あの人だったのかぁあああ。 

人が殺人まで辿り着くきっかけは、
”欲”だという…
「ただ欲張って、もらえるものより
よけいほしいと思う。それが始まりなのよ」
ってマープルは言うのよ。
なるほどねぇえ。

マープルの風貌の描き方も、
なんともいえずチャーミング♪
温かぁい気持ちになったぁあ♪ 

事件が解決して、
ルーシーにも春が来たみたいだし、
めでたし、めでたし。

クラドック警部とミスマープルは、
前からの知り合いなんだね!
やっぱりミスマープルのシリーズを
最初の事件から読んでみよっかなぁ。


アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル
テレビ朝日
パディントン発4時50分
 ~寝台特急殺人事件~
3月24日(土)夜9時
大女優殺人事件
 ~鏡は横にひび割れて~
3月25日(日)夜9時 

和製だから、
雰囲気は全然違うだろうけど、
観てみよっとぉ。

ハヤカワオンライン

いざ、アガサ・クリスティーワールドへ! アクロイド殺し (2017.11.9記)