アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

三谷文楽 其礼成心中 再演!

2013年09月10日 | 文楽

まさかの再演!しかも最速ぅうう!!
去年やってまた今年もっっ!!
前回観た人も、観れなかった人も、WOWOWで観た人も、
誰もかれも皆でレッツ!パルコ劇場!

2013年8月8日(木)
パルコ劇場 19時開演 D列センター

パルコ劇場40周年記念公演 パルコ・プロデュース公演
 三谷文楽 其礼成心中
 作・演出三谷幸喜
 出演:竹本千歳大夫 豊竹呂勢大夫 豊竹睦大夫 豊竹靖大夫
  鶴澤清介 鶴澤清志郎 鶴澤清丈 鶴澤 清公
  吉田幸助 吉田一輔 吉田玉佳 桐竹紋臣 桐竹紋秀
  吉田玉勢 吉田簑紫郎 吉田玉翔 吉田玉誉
  吉田簑次 吉田玉彦 吉田玉路 吉田簑之
 囃子=望月太明蔵社中

三谷幸喜&三味線、太夫、人形遣い。
このチームワークがあってこその入魂の1作!
色んな人が観てくれたら嬉しいなぁ。
ご近所さんに「三谷文楽に行きたい人~?」
こんな事を聞いてみたら…
”文楽はほぼ初めて”ってな友人が手を挙げてくれたので、
ほな、一緒に♪

開演前に…デタぁあ!ツメ人形三谷ぃいい!
「文楽が初めてという方は?」
客席に問いかけて…チラホラっと手が…。
アレ、以外と少ないかも…。
「文楽に5回以上行ったことのある方は?」
バババっと手が挙がってぇ。
7、8割って感じっ。じぇじぇじぇ!!
去年は劇場内がほぼビギナーかも。
なんていうムードが漂ってたのに、今年はっ。

近松の「曽根崎心中」と「心中天網島」が下敷きで、
店の前での心中を逆手に
「曽根崎饅頭」を売り出す饅頭屋を巡る爆笑譚。

現代語やし、笑うし、泣くし、セットもええし、
水中シーンまで出てくるし…。オモロイ!
 詳しくは去年の観劇レポを… → こちら
それやのに、ちょっと欠伸が…(コラコラ!)

終演後に”文楽ほぼ初体験”の…。
あ、それ、さっきも書いたなぁ…。
”ほぼ”っていうのは、高校の鑑賞教室で観た。
そういう記憶が薄っすらとあるらしいねん。
で、友達の感想は。
「楽しかった。でも古典とはまた違うんだよね」
うん、そうね。全然違うねぇ。

大阪が本拠地なの?
皆、大阪弁を喋れないといけないの?
人形の人が黒い衣装だったけど? etc

いやぁぁあ♪スッゴク新鮮な質問の数々っ。
そっかそっか。そうやんなぁ。知らんことだらけやわなぁ。
これで、本公演まで興味を持ってくれると、
シメシメなんやけど…。

普通の公演はもっと爺様達が出演するんやで!
ちょっと!そんなこと教えてどうすんねぇん。
それでソソラレルと思ってんのか!若い姉ちゃんがっ。アホか。

で、どや?今度の国立劇場行ってみる?
アカンかぁ。そこまでは…そうかぁ…。残念やなぁ。
三谷文楽が、普通の文楽への入口になってくれたらなぁ。
体験してくれたらなぁ。好きになってくれたらなぁ。
って色々と妄想しててんけどなぁ。やっぱりなぁ。

鑑賞教室が12月にあるけど、それはどうや?
1から教えてくれるでぇえ。
いや♪ほんまに!行ってくれるん?おおきに。

ちょっとぉ♪ほんまに嬉しいやないかいなぁ♪
三谷文楽のおかげで、
文楽の敷居がちょっとでも低くなってくれたら…。
そうしていつか、
ヒョイと飛び越えて古典も観劇してくれたら…。
そういう人がドンドン増えてくれたらええなぁ。
って思ってるんですわ。

後日、文楽友達から、
”初心者を連れて行ったら気に入ってくれた♪”
って連絡があった!ヤッタぁあ!

DVDとBDが発売中!!(2012年公演)

ブルーレイBOXのなんか特典が凄いっっ。 → CM(動画) 

三谷幸喜と文楽との幸せな出会い

~これからの文楽公演予定~
9月 国立劇場:通し狂言 伊賀越道中双六
伊賀上野にて「通し狂言 伊賀越道中双六」の合同記者会見と公演PR

10月 地方公演
11月 大阪公演
12月4日~16日 東京公演 / 鑑賞教室 

文楽協会
人形浄瑠璃 文楽座 

初演レポ:三谷文楽 其礼成心中 (2012.9.4記)
三谷幸喜 パルコ文楽 始動! (2012.2.8記)
文楽 曽根崎心中 (2006.2.20記)
文楽 心中天網島 (2006.11.21記)