アッパレじゃ!

大好物は舞台観劇♪ようござんすか?ようござんすね。”私見”バリバリ入りますっ!ネタばれアリアリ~。

大銀座落語祭2004

2005年07月11日 | 落語・講談・漫才
2004年7月17日~19日 銀座

落語家集団「六人の会」(春風亭小朝・ 笑福亭鶴瓶・ 林家こぶ平・
立川志の輔・春風亭昇太・柳家花緑)が主宰する、落語界初の祭典だ。

東西から百人を越す落語家が大集合!
入場料金を安く!
ドドーンと6ヶ所で!

まぁ…、一口に”銀座”って言っても広いわなぁ。
会場も一極集中してるわけじゃないから、
銀ブラしてる人が“気づく!”ってぇいう大イベントには
見えなかったな~。残念ねぇ。
会場前に幟がシナシナとはためいているだけ…。
若手芸人の呼び込み。とか。
東京中のチンドン屋が歩行天でビラを撒く。とか。
もっともっとアピールして欲しかったなぁ。

偶然。仕入れたこの情報。
知ったは良いけど、どれに行く?
寄席にもあまり行かないし。贔屓もいない。なんてたって落語初心者。
どーやって決めろっちゅうねんっ!
①有名人は排除。
②より安いもの。
③日程。
そーしてめでたく選ばれましたのが、

「立川流 VS 上方の凄い人々」 前売:1800円

立川志らく・立川談春・快楽亭ブラック
VS
笑福亭福笑・旭堂南左衛門・林家染二

この高座のサブタイトルは
「う~ん、ス・ゴ・イ会だァ。演芸マニアなら、この意味おわかりですね」
…ごめん。わからん。知らん人ばっかり。

銀座ガスホールに1歩入ると…ギャ~~ッッッ。
男だらけっっ!!老いも若きも中年も…。
340人のほとんどが男っ。男っ。男っ。

落語って男のファンが多かったのかぁぁ。
世の中の劇場って、女の天下だと思ってたからさ、
この状況、嬉しいより…不気味~。

染二   「宿替え」
談春   「持参金」
南左衛門  講談 「荒大名の茶の湯」
      中入り
ブラック 「道具屋 名字なき子つき」
志らく  「子ほめ」
福笑   「ドロミツキョウ」

出てきた落語家達。オッ若いのもイケメンもいるいる。
立川流は、立川談志の弟子達なんだよね。
でも、内輪話が多くてついて行けなかった。ハハ。
だって談志の落語、聞いたこと無いからー。

“講談師、見てきたような嘘をつき”
やられた!『講談』!旭堂南左衛門(きょくどう なんざえもん)!
雰囲気ガラッと変わるし、
“落語は笑い話。講談は物語”
話芸の違いを体験だっ。ハマリそー。

ラストに控えしは、笑福亭福笑(下から読んでも上から読んでも同じだ)
「俺がなんで朝日ホールやのうて、ここやねん!」と一発!

朝日ホールには”究極の東西落語会”と題して、
六人の会のメンバー他、
文珍、三枝、木久蔵、円楽、小遊三、楽太郎、
文枝、春団治、鶴光、八方、小米朝 等、
メジャー系を揃えていたのであった。

さぁ上方落語やでぇぇ。
会場中に荒れ狂う関西パワーっっ!!
やっぱり『とり』ってスゴイね!
ブッちぎりの大笑いで♪スッキリしたした♪♪

アンケートに答えて「うちわ」を記念にもらった。
さて、団扇持って銀座を歩いた人はどれくらい?
なんと、3日間で1万5千人!!

でもさ、何故に世界のブランドが集まる銀座で落語なの?
どっこい、定席こそないけど、
勉強会や独演会なんかが盛んなんだって。
高座数は東京NO1とか!ギョッ

”笑という幸福”見つけてしまった。
「大銀座落語祭2005」も行くで!行くで!行くで!


☆あくまでも主観で書いたものです。特に他意はありませんので平に容赦下さい。